Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2023年4月号 国際学部 S.U

「授業紹介」

 私が受けている授業は3つあります。「Introduction to University Study」、「Intercultural Communication」、「Chinese 1A:An Introduction to the Language and Culture」になります。交換留学生はビザの資格を得るために3つもしくは4つの授業は受講することが義務付けられています。私も初めは、4個授業を履修していましたが、内容が私の興味からかけ離れていたこと、十分な専門知識を持っていなかったため、2つ辞退し、中国語の授業を追加しました。このように、授業を辞退、変更することは龍谷大学からの許可が降りればある程度変更することができます。ディーキン大学では、基本的にそれぞれの授業に週に1回づつ、LectureとSeminarがあり、その両方に出席する必要があります。Lectureは日本の大学の大講義のようにその授業に登録する生徒が同時に講義を受けます。Seminarでは20人ぐらいのクラスに分かれ、ディスカッションを中心に行われます。「Introduction to University Study」は基礎演習のような授業で大学の勉強を効果的に進めるために必要なスキルを学ぶことができます。「Intercultural Communication」は異文化圏の人と関わるときに自分の中でどのような反応や考え方の変化がるのか、それにどのように対応していくのかを学びます。「Chinese 1A:An Introduction to the Language and Culture」は中国語の基本的な会話を中心に学びます。授業にもよりますが、テストやエッセイやレポートを2〜3回書き、それぞれの点数の合計で自分の点数が決定します。また、毎週の予習も多くあり授業によっては1週間で30ページほどの論文を読むということもあります。毎週のリーディングで予習をするかしないかで、授業の理解度が大きく変化するためできるだけ予習をすることをおすすめしますが、現地の学生でも予習していない人は多いので、絶対に読まなければならないというわけではありません。課題と予習、友達付き合いをバランスよく保つことが大切です。

「オーストラリアの祝日について」

 今月は、オーストラリアの祝日について話したいと思います。オーストラリアでは、祝日が1年間で合計9日あります。その中でも有名なのがEasterとAnzac day、Boxing dayです。Anzac dayはオーストラリアの軍が第一次世界大戦で勇敢に戦ったことを追悼する日で、Boxing dayはクリスマスの次の日に行われる一年で最もセールが行われる日です。また、そのほかにもオーストラリアンフットーボールの最終試合の日や競馬のメルボルンカップが開催される日は休みとなります。このように、競馬やスポーツで学校が休みになるというのは日本にはない習慣なので非常に面白いなと感じました。また、週末にはほとんど全員が仕事終わりから飲み始め朝まで飲み続けるといったことがよくあります。そのため、週末の中心街は非常に賑やかでよく街中に酔っ払った人を見かけられます。トラムも終日運行しているので終電を気にせず遊べるのは非常に気楽で楽しいです。ディーキン大学では学期の中間で約1週間の休みがそれぞれの学期ごとにありますが、そこではみんな旅行に行ったり朝まで飲んだりと賑やかに過ごしています。私の場合は休みの前半はほぼ毎日部屋にこもってゲームを一日中していまったので次の休みにはもっと積極的に動きたいと思います。

(寮の写真)