Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2023年7月号 国際学部 S.U

①「試験について」

 ディーキン大学では基本的に4週間に1個大きめの課題が各授業で課されます。そのため、それぞれの授業で約3個の課題がありますが課題はクイズであったり、レポートやエッセイ、テスト、ポートフォリオ提出など様々な形態があります。そして、最終週の授業が終了してから2週間ほど勉強期間が設けられ、その期間は図書館が24時間利用可能になり、さらに寮には寮生以外立ち入り禁止になります。また、騒音などは厳しく取り締まられます。そのため、試験期間が約1ヶ月ほどありますがテストがなければその期間は休暇になるので気楽に過ごすことができます。私がTrimester 1で履修していた授業では最終レポートが2つとオンラインテストが1つだったのでテスト期間は基本的に自由に過ごすことができました。龍谷の試験と違うと感じた点はレポート提出の際に自分のレポートの内容がどの程度、他の論文と一致しているか確認することができる機能があります。それで、各自のレポートを確認し割合が少なければ安心して提出することができます。割合が高いと何度もレポートを書き直しになるためしっかりと確認しましょう。日本に比べ取れる授業数が少ない代わりに、それぞれの授業は専門的で重ための課題や試験が多く難しいこともありますが、しっかりと言われたこととルールを守っていればいい点数がもらえるのでしっかりと課題や試験の説明文を読むことが大切だと思います。また、50点以上で単位獲得になるため、その点は日本よりは基準が低いです。ライティングサポートやメンターなど様々なサポートがディーキン大学には存在しているため、積極的に利用することもいい方法だと思います。

②「誕生日パーティーについて」

 Trimester 2が開始した最初の週に私は寮のイベントに参加していたところ、あまり仲良くない友達から彼の誕生日に誘われ、英語の練習にもなるし、無料でご飯もケーキも食べられると思い参加してみました。しかし、それは全くもって誕生日パーティーではなくただの宗教の集会でした。会場に入った瞬間からかなり怪しい雰囲気はしていたのですが、引き返せるわけもなく、また友達からも「この後すぐパーティが始まるから」と言われていたので渋々集会に参加しました。しかし、2時間半たっても終わる気配はなくただひたすらに彼らの宗教観について話合い、そしてお経のようなものを聞かされ、最終的には「神は私たちに何を与えたか」という質問に答えさせられました。このままでは、いつか洗脳されると思い「今日は早寝する日やから」と嘘をついて逃げました。やはりこの経験からわかったことは、英語の練習のために何でもかんでもついていくのは良くないということと、無料という誘惑に騙されるとろくなことがないということです。ただオーストラリアには無料の食べ物やイベントなど無料の誘惑が多い点も日本と大きく異なる魅力で、そこでの素晴らしい出会いもたくさんあるのでしっかりとした見極めが大切なのだと感じました。

 

Botanical Garden のライトアップの写真

Botanical Gardenでのライトアップ