1. 試験のこと
今回の試験は3科目とも2時間のテストでした。テスト範囲が事前に教えられる科目もあれば、そうでない科目もありました。3教科ともほとんどが記述問題でした。なので対策としては、事前に問題が分かっているものはその問題を、わからないものは予想して(教科によってはweb上から過去問題がダウンロードできます)、記述問題を自分なりに書いて、それをfirst year adviser の先生のところへ持って行き、文法や語彙の間違いを訂正してもらいそれを覚えてテストへのぞみました。
苦労した点は、やはり英語です。龍谷で受けてきた試験は、それまでに受けた授業で写したノートや先生の発言のメモなどを見直してテストへ望んでいました。
しかし、今回のテストの場合は授業で先生が話すことにほとんどついていけずに、ノートをとることさえ非常に難しい状態だったので、自分の頭の中に授業中どのような話が出てきたのかという記憶が、かなり曖昧でした。
そのため、テスト前に「授業中こんなことやったかなー・・・」とかなり不安になりながら復習をして内容を覚えていきました。当たり前のことですが、普段の授業からしっかり理解してわからないところはその都度クリアしていかないと、最後にかなり厳しい状況になってしまうなと感じました。
驚いた点は、1つの教室を列ごとに分けて、数教科の試験を1つの教室で行っていたことです。また体育館が試験会場になっていることも驚きました。
2. 余暇の過ごし方
授業期間中の休みは、土日と Non teach week と呼ばれる1週間の休みが2度ありました。休みの日は、ゆっくりして買い物に行ったり、本を読んだり、映画を見たり、友達と会ったり、基本的には息抜きにあてています。あとは、予習をしたり課題のエッセイを書いたりと、授業の準備も結構大変です。特別な事といえば、5月の中旬にPerthで行われた市民マラソンのようなものに参加してきました。かなり大規模な1年に1度のイベントだったようで、駅やバス停にも何ヶ月も前からイベントの広告が掲示されていました。4キロと14キロのクラスがあり私は14キロの方に参加しました。事前に練習したかいもあってか目標通り立ち止まることなく完走できました。Perthの美しい自然や町並みを見ながら大勢の人と走るのはとても気持ちが良かったです。途中そんな余裕もないくらいしんどい時間帯がありましたが(笑)。Perthでしかできない貴重な体験だったと思うので、参加してよかったなと非常に思います。
イベントの模様
http://www.youtube.com/watch?v=3b_xCNvvt_I&feature=share
3. 自由テーマ TOEIC受験
私は、現在5回生で交換留学し参加しており、11月末に帰国し2012年3月には大学を卒業しなければいけません(卒業要件単位をすでに取得しているため)。なので、留学中に何かこれを達成したと明確な尺度で示せるものが欲しいなと考えていました。
そこで考えついたのがTOEICでした。TOIECならスコアでどれくらい英語(TOEICの試験)が理解できているかが示せますし、ビジネス英語なので自分の専攻であるスポーツビジネスにも通じるものがあります。留学期間の前半と帰国直前もしくは帰国してからの2回TOEICを受験し、スコアの変化をどれくらい出せるかをひとつの頑張るポイントにしようと思いました。
そして4月中旬にTOEICを受験しました。TOEICはオーストラリアでは、有名ではないのでマードックでは試験を実施していませんでした。なので、ネットで試験をしている機関を検索し、マードックからバスと電車で1時間半ほどのところにある、西オーストラリア州立大学へ向かいました。
会場は西オーストラリア州立大学併設の語学学校でした。その日はちょうどIELTSの試験もあり受験者がたくさんいました。
しかしTOEICの受験者は、私とパースのKOMATSUで働くエンジニアの若い男性の2人だけでした。少ないとは思っていましたが、2人しかいないことを試験管の方から告げられると、受験者2人は苦笑いでした。(笑)試験自体は静かに集中して受けられたので(リスニング中に風邪気味だという試験官の人が鼻水をすする音はきつかったですが。(笑))、よかったと思います。
試験結果は、模擬テスト通りの得点が出て、自分が苦手な分野もわかったので、11月末の再受験に向けてがんばっていきます。
経営学部スポーツサイエンスコース5回生 D.S