Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2013年10月号 経済学部 J.M

カルチャーショックについて

まず、初めにマードック大学にきて驚いたことは以前のレポートでも書きましたが大学内にTarvenといわれるBARがあり、昼間から大学生がお酒を飲むことができることです。マードックで日本語の勉強をしている友達に教科書を見せてもらうと、「私はビールが好きです」という文があり、これはオーストラリアの文化からきているものだと思いました。他にも、驚いたことはたくさんあります。  大学内ではたとえ雨が降っていても傘をさしてない人をたくさん見かけます。ほとんど冬の季節以外雨が降らないだとか、降っても降り続けることはほとんどないなどのパースの気候も多少関係しているかも入れませんが、朝から雲色が怪しく「今日は降りそうだな」って思う時でさえ、傘を持っている人が少ないです。不思議に思ったので、友達に聞いてみると友達もそういえばといった感じで、少し考えた後に「オーストラリアの学生はほとんど車で通学するのでほとんど歩く必要がないからだ」と言っていました。確かにマードック大学や、それにかぎらず車社会であるオーストラリアでは、主な交通手段が車になる人が多いと思うので友達の言ったことに納得しました。  学生の年齢層の広さにも驚きました。日本の高校にあたる学校を卒業してからすぐに大学に入ると17歳なので、大学内はほとんど20歳以下かというとそうでもありません。私は一回生が主に受講する講義を受けていたのですが、私のクラスメートの半分、それ以上は20歳以上の学生でした。一度働いてからその後大学に入学するという進路をとる人は日本と違い全く珍しくありません。なかには70歳くらいの学生もいました。

 

自由テーマ

引き続きカルチャーショックについて書いていきたいと思います。トイレの汚さにも驚きました。これはトイレ自体が特別汚いというわけではなく、トイレの「使い方」が汚いと思いました。これは男子便所に限ったことかもしれませんが、ごみ箱がすぐ横にあるにもかかわらず、トイレの床や洗面器に手をふくために使わる紙が散乱していることが多々あります。ファーストフード店などに行っても食べ終わった後はトレーをそのままテーブルの上に置いたままにするので、ごみをごみ箱に入れる習慣が日本と比べて清掃員や店まかせなのかもしれません。  車の止め方にも文化の違いがあり驚きました。オーストラリアは日本と同様に左側通行なので友達の車に乗っているときは特に何も違和感はありませんでしたが、車を止める時に少し違和感を覚えました。その時は特に気にしなかったのですが、少し経って、ふと駐車場を見たとき車の止め方が日本と逆なのに気づきました。日本の場合、たいてい車を止める時は出発するときに出やすいように後進駐車を教習所で教えられると思いますが、パースではほとんどの車が前進駐車をしています。これが運転のうまさとかを表しているわけではなく、日本でも田舎ではよく前進駐車をしている車をよく見かけるみたいなので、駐車場の広さ、土地の広さが関係していると思いました。