Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2014年9月号 経済学部 S.F

ー現地の学生、友人についてー

以前に留学されていた先輩方が書かれているように、マードック大学では、オーストラリア国内からの学生だけでなく国外からも正規生として多くの学生が学問に励んでいます。国外からの学生ではマレーシア、シンガポール、インドネシアという東南アジアの国々から多くの学生が留学してきています。シンガポールは公用語の一つが英語であることは皆さんご存知だと思います。彼らはシングリッシュと呼ばれる中国語まじりの独特の英語を仲間内では使いますが、その他の国の学生と話すときは普通の英語を話します。マレーシアやインドネシア出身の学生も小学校から高校までを英語で行われる授業のみで過ごしてきた学生が大半です。そのために非英語圏からの留学生とは言っても、日本のそれとは大きく違い、幼い頃から英語で育ってきた学生ばかりです。

私がよく一緒に出かける友人はアジア系の学生がほとんどです。中国系やマレーシア系のオーストラリア人とも非常に仲良くしています。このようにアジア人同士仲良くなりやすいのはやはり文化背景が西洋と比べると日本に近いところがあるからではないかなと思います。

 

ー後期の日常生活についてー

後期の授業も半分以上が経過しました。前期に履修していた科目と比べると予習量はかなり増えていますが、自由に過ごせる時間は増えているように感じています。やはり2学期目ということもあり、勉強の容量を掴めてきたことや、生活にも慣れたため効率よく時間を使えていると思います。マードック大学は龍谷大学と比べて課題の量が大変多いので、一学期の間に3週間ほどどの授業を取っている学生も必死で勉強している期間があります。その間は24時間いつ図書館にいっても勉強している学生がいるので刺激をもらいながら私自身もがんばれています。週末になると街中に出かけたり、寮の中で友達とお酒を飲んだりすることが習慣になっており、週末のために1週間勉強をがんばるというサラリーマンの気持ちがわかるようなわからないような環境で皆過ごしているように感じられます。