Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2016年4月号 国際文化学部 M.K

 

 

①授業について

今回は私が選択した授業について紹介したいと思います。

【IND101 Indonesian】

この授業はインドネシア語の基本的な会話や文法を覚える授業で、日本人交換留学生の中でも半数以上の人がこの授業を受けています。文法を学ぶというよりは実際に隣の人とインドネシア語で会話して練習するので、頭にも残りやすく、沢山話すことができてとても楽しい授業です。文構造やスペルは英語と似ている部分もあるので、初心者の人も安心して取ることができる授業です。

 

【AIS180 Introduction to Australian Indigenous Studies】

授業名から見てもわかるように、オーストラリアの先住民の方々について学ぶ授業です。実際に講師の方を招いて授業をしてもらったり、フィールドトリップに出かけたりすることもありました。前期で取っている授業の中では一番授業についていくのが大変ですが、日本で学んだことと被っている部分もあるので、この授業に興味がある人は日本でオーストラリアについての授業を履修しておくとよいと思います。

 

【BAR100 Academic Learning Skills】

この授業は全員必修の授業で、龍谷大学でいう基礎演習にとても似ていると思います。Writingの書き方がメインですが、どのようにCritical thinkingをするか、それをどのように大学での学びに活かすのか、ということを考える授業です。クラスの大部分がこちらの学生なので、最初のdiscussionなどはなかなか会話に入ることさえ難しい時も多々ありますが、予習でカバーできる部分もありますし、日本人がほとんどいない状況もあまりないので、英語を沢山話せる良い機会だと思います。

 

 

②日本の授業と比べて感じること

 

今回は授業のことについてのテーマだったので、授業が日本と比べてどう感じるかについて少し書きたいと思います。

私の所属する国際文化学部では基本1科目2単位の一学期上限22単位の中で授業を履修するので1日に授業が基本3つか4つほどで1週間に10以上の授業がある、というのが私の履修していた時の時間割でした。こちらでは日本人交換留学生は1学期最大3つまで授業を取ることができます。また正規の学生も1学期につき、最大4つの授業が上限のようです。そのため、一見、時間は多くあるように思えますが、休むことができるというわけではありません。その分予習復習の時間をとても多く取らないといけないからです。日本では予習や復習があっても、日本語ならすぐ理解できますし、授業もわかるのでそれほど困らないことも多いかもしれませんが、こちらでは毎週Readingが予習として出され、読むだけではなく、質問について自分の意見を考えていかないといけないので大変な部分もがとても多いです。勿論、すべての時間を勉強に充てていると、体調を崩しかねないので、自分の限られた時間をどのように活用していくのかが本当に重要になってくると思います。また、大学のWebで授業を録音したものもアップされるのでそのような資料を上手く活用しながら勉強できるとよりいいと思います。

 

前期の授業で使用している教科書。毎週決められた分のReadingの予習をします。

 

Fremantleの夕焼け。冬に向かって最近は肌寒くなってきました。

 

Fremantleの「Dosukoi Ramen(どすこい ラーメン)」という店で。こちらでは本当に日本食レストランの店を見かけることが多く、びっくりすることもよくあります。