Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2016年5月号 国際文化学部 Y.I

・治安、危険を感じたこと、トラブルについて

私が危険を感じたのは、やはり夜の街です。

その日は、ハウスメイトとまとまって郊外のバーに行きました。そこで、別の人と意気投合しているうちにハウスメイトとはぐれてしまいました。連絡手段もそのときは、学内のWi-Fiしかなかったので、連絡ができませんでした。

深夜でバーの周辺以外は、人が誰もいなく、聞こえるのは自分の足音と波の音だけと本当に不気味でした。しかも、そこは知らない土地だったので帰る方向も分かりませんでした。夜の京都のように24時間誰かが町中を歩いているわけではないのです。公共交通機関のバスや電車も運行を終えており、帰る手段は徒歩だけだったので、仕方なくタクシーに乗って帰りました。タクシーの料金は、2000円とやはりかなり高かったです。

タクシーで帰宅する時も、道路に目を配りましたが、夜道を歩いている人は皆無。走る車もほんの数台だけでした。

それ以外の昼間では、これといった危険には遭いませんでした。まれに奇声を発するホームレスなどがいましたが、近づかない分には問題ないと思います。

また、過去に訪れたある町のお店では、ある客が品物をお金を払わずに持っていこうとして店員さんが「コラ、(名前)! 金は払っていけ!」と怒鳴って、初めてお金を払うという光景を見ました。しかも、その払ったお金がたった5ドルと、正規価格なのかも怪しいものでした。

海外は日本に比べて危険がいっぱいと世間では言われていますが、大人としての節度をわきまえた生活を送っていれば、何も命に関わるような危険には直面せず、日本と同じ安全な生活を楽しむことができると思います。

・ノースウェストトリップについて

マードック大学では、1セメスターにつき2回のスタディーブレイクという一週間の休み期間があります。今回は、そのスタディーブレイク中に参加した「ノースウェストトリップ」という学校が主催する交換留学生対象の旅行について記したいと思います。

旅行の内容は、その名の通りオーストラリアの北西にある観光地を10日で巡るというものです。その中でも私が特に楽しんだ、カルバリー国立公園とコーベルベイでのスノーケリングについて紹介したいと思います。

カルバリー国立公園は、オーストラリアのむき出しの大自然を肌で体感できる場所です。展望台や崖から眺める景色はとても壮大で、まさに「大」自然と呼ぶにふさわしいものでした。特に、ネイチャーズ・ウィンドウは一見の価値が確実にあります。自然が作り出すその窓から覗く景色は、我々が日常的に見る世界に少しの神秘性をもたらしてくれるでしょう。これは、ノースウェストトリップに行かないとしても、単体でオススメできます。

コーラルベイは、海が綺麗です。確かにオーストラリアには綺麗な海がたくさんありますが、この海は潜った時が特に美しいです。底は浅く、そこには美しい珊瑚礁があったりときれいでした。防水のカメラを持参しておくと、その景色を写真に納めることができ、いい思い出になると思います。今回、アップロードした写真は、その防水カメラを持参していた友人が撮影したものです。

以上の二つを紹介しましたが、これは10日のうちのほんの一部です。他のメンバーとのパーティなどの楽しみがその10日間には詰まっています。もし、みなさんが交換留学でノースウェストトリップに参加する機会があれば100%の自信をもってオススメできます。ぜひ、ノースウェストトリップへ!