Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2017年8月号 国際学部 K.S

①余暇の過ごし方

私は前期も後期も授業がない日が1日あったため、週末と合わせて1週間に3日余暇がありました。しかし、エッセイやレポート、プレゼンテーションのような大きな課題が出たり授業内で小テストがあったり、また授業の前に予習としてリーディングが毎週あるため、1日外で遊ぶことができるのはたいてい土曜日です。あとは金曜日の夜のTGIF?(笑)

こちらに来て印象的だったのが、遊びに誘っても課題があるからと断られることが多いことです。日本にいた時は、提出日の近くになるまでは友達と会うことを優先していたのですがこちらでは勉強を理由にパーティの途中でも抜ける人がいたりと真面目な学生が多く、当たり前のことですが勉強が第一優先という考えが根付いているように思います。その一方で1セメスターにスタディーブレイクという授業の無い週が3回あるため、その期間に旅行してみるといいです。

ちなみに私は先週のスタディ―ブレイクに一人でメルボルンに行きました!同じオーストラリアでも東側には西側にはないカフェやお店があったり、ワーホリや留学生、観光客も西側に比べると多いので周りから常に日本語が聞こえていたのにはびっくりしました。その点では留学先にパースを選んでよかったかなと思ったり。初めての一人旅行だったのですが、ツアー中に他の国の友達ができたり英語のツアーで説明された内容がほとんど理解できたときは、今まで気づかなかった自分の成長を少しばかり感じられて自信にも繋がったかなと思います。さらに、以前から聞いていた世界一美しい海岸道路といわれるグレートオーシャンロードを見るというのも達成できたので良かったです。

②オーストラリアの独特な文化

#1 スタバがない

これはパースに着いて最初に驚いたことですが、実はパースにはスターバックスがないんです。パースは他の都市と比べて孤立しているので、大きなカフェがないといっても理解しやすいのですがオーストラリア全体で見てもシドニー、ブリスベン、ゴールドコースト、メルボルンに30店舗しかありません。地元の友達にその理由を聞くと、「オーストラリアのコーヒーは美味しいからスタバはいらない」と言っていて、スタバの味はあまり人気がないようです。オーストラリアのコーヒーというとエスプレッソが人気で質も高いです。オーストラリアのバリスタの人口は世界的にも多くアートを描いてくれるカフェもたくさん見られます。

#2 アボリジニ文化

オーストラリアの先住民であるアボリジニの文化を学ぶのはオーストラリアの文化を知る一つのいい機会だと思います。そこで、私はディジェリドゥーという伝統的な楽器を吹かせてもらいました!筒状の楽器の先に口を当て唇を振動させることで音を出します。教えてくださった先生は簡単そうに吹いていたのですが実際にやってみるとなかなか難しく、ロングトーンや短いタンギングくらいしかできませんでした。カンガルーの鳴き声を真似してみたり楽器を吹きながら違う音を同時に出すといういろいろなスキルを見せて頂きました。この伝統的な楽器と近代的なギターやドラムのようなバンドが組み合わさったパフォーマンスもあるようなので、また見に行って見ようと思います。

#3 オーストラリア英語

これは授業でも日常生活でも常に思っていることですが、オーストラリアの英語は少し変です。Aをアイと発音するため、basicallyはバイシカリー、dayはダイ、mateはマイトになります。最初は聞き取りにくいかもしれませんが、慣れてくると特徴がわかってくるので面白いです。またスラングも豊富にあり、mosquitoをmossie、breakfastをbrekkie、vegetableをveggieのように省略して言います。スペルはイギリス英語の影響を受けていてtheaterがtheatre、colorがcolour、centerがcentreのように変化します。エッセイを書くときは「オーストラリア英語」に設定しておけばスペルの間違いを訂正してくれるので間違いないです!