●この留学を振り返って●
留学に出発する直前や到着した直後は新しい環境にうきうきして楽しいと感じることがつらいことよりも多かったですが、次第に慣れるにつれて授業の予習や課題、言いたいことがきちんと伝わらないことがあるなどつらく感じることも多々ありましたが、今この留学を振り返って本当に留学に行ってよかったし自分自身も成長したと胸を張って言えます。僕は留学前、海外旅行の経験すらなかったので環境の違いにとても驚きました。言葉や習慣など、表からわかりやすい環境の違いはもちろんですが湿度の違いであるとか、天候の違いなど行ってみないとわからないような細かい違いが意外と精神的につらく感じることもありました。ですが、世界中のいろんな国からきた友人をはじめまた日本各地から同じマードック大学に留学していた友人も留学のおかげで得た自分の宝だと思っています。
海外の大学で現地の学生と同じ環境でネイティブの学生たちと肩を並べて勉強したことや、ロードトリップでオーストラリアを走りつくしたことなど、この留学を通して経験したことはなかなか他の人は一生経験することではないと思いますし、全てが僕の人生の糧になり自分自身の自信にもなりました。このマンスリーレポートを見ている方の中にもまだ留学に行くか行かないか悩んでいる方もいると思いますが、留学は本当にいい経験になるので悩んでいるなら絶対に行くべきだと思います。
●帰国後どう留学経験を活かす予定か●
留学中に龍谷大学のグローバル推進センターの方々含め、留学前にアドバイスをくださった先輩方への恩返しと言っては何ですが、今度は僕が留学に行きたい人ないしは海外から来た留学生へなにか貢献できることをしたいと思っています。また、これから就活が控えているので現地で磨いた語学力を活かしてTOEIC等の資格を取り、それを自分の強みにしていきたいと思っています。帰国後は4回生としてまだ授業があるので留学中に鍛えられた発言力やプレゼン力、そして英語力も最大限に活用して残り一年間過ごしたいと思っています。日本から離れて生活したことで日本のここが外国とは違う!とか、こんなことを日本でしてほしい!といったこともよくわかったので今後海外から龍谷大学に留学してくる人たちに教えてあげたいです。
10か月間、僕の留学を支えて下さった両親や友人、また龍谷大学職員の方にも本当に感謝しています。本当にありがとうございました。