① カルチャーショックについて
この留学生活を通して感じたカルチャーショックの中で一番印象的なことは、オーストリアでは日本よりも水資源に対して敏感であるということです。オーストラリアの雨量は日本の雨量のおよそ1/4ほどで、オーストラリアは乾いた大陸と呼ばれるほど雨量が少なく、水資源が非常に重要視されています。なので、多くのオーストラリア人は生活の中で水を節約する工夫を凝らしています。例えば食後に食器を洗う時に、台所のシンクに水を貯め、その水の中に食器をつけて洗うという習慣があります。日本であれば、水を少し流したままで食器を洗うことがあるかもしれませんが、そのような光景はオーストラリアでは一度も見たことがありません。実際に、オーストラリアに留学に来た当初、私自身が水を出しながら食器を洗っていたら、同じオーストラリア人のルームメイトに注意された経験があります。また他の例として、オーストラリアの公共の場での水道の蛇口はほとんどの場所で水が出しっぱなしにできない仕組みになっています。それほどオーストラリアでは水が重要視されています。しかし、これは地球の限られた資源を大切に使うという意味で非常に重要なポイントであると思います。その友達に注意されて以降、私は水の使い方について気を配るようになりました。この習慣は日本に帰国後も忘れずに続けていきたいです。
② 勉強に最適な場所ベスト3
現地の大学で留学するとなると、日々の授業のリーディングやその授業のアサイメントなどで忙しくなると思います。そして、そのような時に自分が集中して勉強に取り組める環境が大切です。そこで、今回は僕が知っている限りで勉強に最適な場所ベスト3を紹介したいと思います。まず、第3位がマードック大学の図書館の中の24時間空いているスペースです。このスペースには電子レンジや、飲み物や食べ物の自動販売機などが備え付けられているので、小腹がすいた時に便利です。ただ、サイレントエリアではないので騒がしい時が多々あります。第2位はマードック大学のBuilding450にある学生ラウンジです。ここも学生証があれば24時間出入り可能です。ここには図書館にあるような自動販売機はありませんが、夜になると学生の数が減るので、図書館より勉強しやすい環境だと思います。また、土日になるとほとんど学生がいないので、土日に勉強するにはビレッジから最寄りで最適な場所かと思います。そして第3位は、カーティン大学にある図書館です。カーティン大学の図書館は、マードック大学の図書館と違って、全棟のフロアが24時間開放されています。なので、課題をしている最中に必要な参考文献を探しに行けるのでとても便利です。また、カーティン大学の図書館の中にあるカフェでは低価格でおいしいご飯が食べられたり、大学の近くには24時間空いているスーパーもあるので、集中して勉強に取り組みたいときに最適かと思います。Bus999一本で30分ほどで、ビレッジから行けるので、また機会があれば訪れてみてほしいと思います。
左の写真はBuilding 450の学生ラウンジで、右の写真はカーティン大学にあるカフェの人気フードです。