① 授業について
日本からの交換留学生は、1セメスターと2セメスターのそれぞれで3つの授業を履修することになります。最初のセメスターでは、交換留学生は可能な限りAcademic Learning Skillsという授業を履修することを勧められます。この授業では、大学での学習生活で必要なスキルについて学びます。そのスキルは一週間ごとに違ったものを現地の一年生と一緒に学びます。例えばある週の授業テーマがCritical Thinkingであれば、事前にLMSという授業の情報がアップされているオンラインサイトでその授業が扱うトピックをチェックし、それについての自分の考えをまとめておく必要があります。そして、授業の中でそのトピックについてディスカッションをしていきます。授業のスタイルはその授業のチューターによってそれぞれですが、オーストラリアの大学ではマインドマッピングを用いることが多いようなので、留学前にマインドマッピングについて調べておくと授業が理解しやすくなるかもしれません。この授業では大学の授業に必要なアカデミックスキルを学ぶので、それらのスキルの習得のためにレポート、エッセイ、プレゼンテーションが課題としてあります。また、日本の大学の授業スタイルとは異なって、オーストラリアの大学ではレクチャーに加え、チュートリアルというディスカッションの形式でその授業を学んでいきます。これは最初、留学生にとっては大変かもしれません。ですが、事前にその授業のチューターに英語が第二言語であることを伝えておけば、ある程度考慮してくれることがあります。また、チュートリアルで扱うテーマは授業の前に知らされることがほとんどなので、授業に積極的に参加するために準備を怠らないようにしましょう。
② 不二マートについて
留学生活において、少なからず日本のものに頼る場面があると思います。そこで今回は日本食に焦点を絞って、日本食を取り扱うスーパーマーケットについて紹介したいと思います。このスーパーマーケットの名前は「不二マート」という名前で、スビアコステーションから徒歩数分のところにあります。ここに行くためには、まず大学からバスでマードックステーションまで向かいます。そして、そこからパースステーションに向かい、一度パースステーションからフリーマントルラインに乗り換えてスビアコステーションにたどり着くことができます。マードック大学の周辺のスーパーにもアジアンフードを取り扱うお店はありますが、自分がほしいものが販売されていないことがあります。そのような時に不二マートは便利で、日本の食材、調味料やお菓子などを調達することができます。また、水曜日にはポイントが2倍になるキャンペーンも行われているので、そのタイミングで訪れるとお得に買い物ができます。マードック大学から少し距離があるのが難点で、そこに到着するまでにおおよそ30分程度かかります。ですが、日本食を食べたいときや日本食パーティーなどを開催したいときにも便利だと思います。また、日本からの留学生の多くはこのスーパーを一度は利用しているみたいなので、経験として訪れるのもいいかもしれません。