Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2018年11月号 国際学部 M.A

この留学を振り返って

約一年間の留学を通して学ぶことが多くありました。特に個人的にこの留学が初めてだったわけではないので、勉強面で学ぶことがあったのはもちろんのことですが、生活面を通して学ぶこともたくさんあったように感じます。カナダでの留学とは違いブリティッシュ式の教育方針だったため、チュートリアルが各授業にあり、勉強面では一番苦労する時間となりました。自分の意見をしっかりと積極的に伝える大切さを学び、わたしの弱みでもあったので、少なくとも少しは向上したのではないかと思います。

生活面でもルームメイトとしばしば問題もありました。文化や習慣が違うので理解し合うことはもちろん大切ですが、話しあって解決するということも同時に大切であると感じました。そういう意味では、生活面・勉強面のどちらにおいても自分の考えや思いを伝える・相手の意見を聞いて尊重し、解決策を導き出すという力が大切であるように感じます。一緒に時を過ごしてくれた友達にもすごく感謝しています。自分とは違った考えを持っている友達も多く、自分自身を見直すよい機会がたくさんあったと感じます。本当にいろいろな人との出会いが自分を変えると思うことばかりでした。このような貴重な体験ができたことを、本当にありがたく感じます。

帰国後どう留学経験を生かす予定か

わたしの場合来年の三月に卒業予定で、就職活動という次のステージに進むことになります。この留学経験を通して英語力はもちろんのことですが、自分自身が成長する機会がほんとうにたくさんあったと感じます。自分の強み、特に弱みを見直すことが多かったです。そういう意味では、就職活動のための自己分析に大変役立つのではないかと思います。

またインターナショナルな学生と過ごす時間を通して、ヒトや文化・宗教・習慣などの理解、またそこから歴史的な背景に関して見直す機会がたくさんありました。留学経験はさまざまな国出身の方と出会うことができる貴重な時間であり、世界観が広がりました。この経験を通して視野を広げ、フレキシビリティをさらに培っていきたいと思います。また、それぞれの人生に目標をしっかりもっている人、チャレンジしている人に多く出会いました。私はまだ将来のビジョンがはっきりしているわけではないので、いろいろな道があること、それぞれの個性を生かして挑戦する機会がたくさんあることも学びました。今後、人生の岐路にたった際に自分で決断する力・挑戦する勇気を得る機会になったので、そのことを心にとめて進みたいと思います。