Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2018年11月号 経営学部 Y.M

【この留学を振り返って】

留学に来る前の目標と今達成したことは全く違いますが、それでもこの約10カ月の留学生活は私にとって大きな影響と将来の可能性を与えてくれました。オーストラリアで生活して文化、価値観、生活習慣、システム、いろいろな違いから自分の考え方の狭さがよく分かり、多くのことに気づかされ、自分の考えが大きく変化しました。

またこの留学生活を通して生きるすべを学んだ気がします。授業やボランティア活動で現地の人と交流することでよりオーストラリアの文化に触れ、自分の今までの偏見や固定概念が薄まりました。一点に集中することはとても大事ですが、それに縛られすぎないようなゆったりとした留学生活を送ることができました。生活に慣れてくると、日本とオーストラリアの違いばかり見つけてしまって、居心地悪く感じる時もありました。ですが周りの友人と話したり外に出てゆっくりしたりすることで、自分の心にゆとりができ、オーストラリアでの生活が快適になりました。住んで初めて分かることが多く、困難なこともありましたが、日本のことを客観的に見てたくさん学ぶこともあり、自分の考えがより豊かになったと思います。

留学をする方法は様々あるので自分にはどの期間必要なのか、何を学びたいのかを考慮して短期、長期留学をしたらいいと思います。留学を決めるのは大きな決断ですが、少しでも留学したいと思うなら行動するべきだと思います。大学生活は本当に限られた時間しかないので、何をするにしても悔いのないように行動すると後に必ずつながると思います。

 

【帰国後留学経験をどう活かす予定か】

留学前は将来設計図が曖昧でしたが、将来自分が携わりたい職が分かったので、帰国後はインターンシップや説明会に積極的に参加して自分に合った仕事を見つけたいです。将来の仕事に言語は必須かどうかまだわかりませんが、言語は人と人をつなぐツールなので英語だけでなく違う言語にも挑戦しようと思っています。一端は日本で就職をする予定ですが、周りにとらわれず自分がしたい、ここに行きたいと興味が持てることがあれば絶えず挑戦して、自分にとって有意義な時間を過ごしていきたいです。

また、私はまだ一年大学生活が残っているので、龍谷大学に来ている留学生のサポートや今後留学を考えている学生のサポートをしたいと思っています。留学前も海外交流委員会の一員として海外の留学生のサポートをしていたので、引き続き何か困ったことや授業のことで手助けできたらいいなと考えています。留学に来る前、先輩方のアドバイスが大変役に立ったので、次は自分がその立場になって留学前の不安を少しでも解消できるようにアシストできたらいいなと思っています。

この約10カ月間経験したことは自分にとって大きな宝になりました。自信を持ってこれからも前に進んでいきたいと思います。