Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2019年10月号 国際学部 I.K

①カルチャーショックについて

オーストラリアに来てから早9か月が経とうとしていますが、なにこれ…と大きなショックを受けるほどのカルチャーショックに遭遇したことは一度もありません。なので、すごく考えて絞り出したものを書いていこうかなと思います。まずオーストラリア人はというか、オーストラリアで生活している人は雨が降っても全然傘をさしません。なので逆にこちらがおかしいみたいで恥ずかしくて、小雨の時は傘を使わないようにしていたら風邪をひきました。なので、今後派遣予定の皆さんはさすようにしましょう。またスーパーなどに行くと靴を履いていない人が結構います。汚くない?と思うのですが、まあ文化の違いと言えばそれまでです。靴関係で一つ思い出したのですが、電車などのシートに小さい子供が普通に靴のまま立っているのは、私個人としては本当に嫌だなと感じるポイントです。次座る人が汚れるし、日本だとすぐ注意しておろしますよね。あと一緒に住んでいるオーストラリア人のルームメイトや友達のフラットにいるオーストラリア人のルームメイトに共通することなのですが、本当に食器を洗わないです。食べ終わった後、使い終わった後すぐに洗わずシンクに放置するので、本当に邪魔です。まあこれは、○○人というより個人による問題だと思うので一概には言えませんが、傾向があるという感じだと思います。また1回シェアスペースの使い方についてシンガポール人と軽く言い合いになったのですが、お互い文化が違うし考え方も全然違って、私が納得できないまま終わりました。何かあったら言った方がいいよって色んな人に言われてきたけど、めんどくさすぎたのでもう一生何も言わないでおこうって心に決めました。まあかなり仲が良ければお互い納得できるまで言い合いが出来るのかもしれませんけど。とまあ、今まで挙げてきた例は本当に小さいことだし生活に何の支障もありません。本当に住みやすい国で良かったなあと思います。

 

②ホームシックについて

そういえばこのトピックは海外生活においてつきものかなと思ったので、書いていこうと思います。私の場合、一度だけすごく大きなホームシックになったことがありました。5月ごろ、こっちに来て三ヵ月くらい経った頃です。良い感じにオーストラリア、パースを体感し終えて毎日のうきうき気分が減ってきたころです。授業も難しく、友達について少し悩んでいたこともあり、また自分の英語に全く自信がなくなって嫌になって本当に帰りたいと毎日思っていました。6月になってまた英語を使う楽しさに気付いて、なんであんなに悩んでたんだろうってくらい吹っ切れたので良かったのですが。重度のホームシックはその1回くらいですが、日本のご飯シックは9か月間ずっとあります。こっちに来て初めて気づいたのですが、「日本食」というわけではなく「日本にあるご飯」のバラエティーの多さやクオリティの高さは本当に本当にすごいです。あと便利さもです。なので日本の調味料を一通りそろえて自炊するときはほとんど日本食以外作りません。本当にアジアンテイストというか、あの味をこんなにも恋しく思うなんて予想してなかったので、オーストラリアに来るまでに自分の好きなものをいっぱい食べてから行ってくださいね。こちらにも日本食レストランはあるし、一般的に日本食と呼ばれるものは食べられるのですが、やはり違います。今では逆ホームシックになっていて、本当に日本に帰りたくないです。セメスター2が特に楽しくて充実しているし、英語もまだまだ全然なので、もう少し時間が欲しい~~と切に願っています。これから派遣の皆さんが本当に羨ましいです。帰りたいとあんなに思っていた自分がまさか反対に帰りたくないと言う様になるとは思ってもいませんでしたが、それだけ楽しい毎日を送れているのかなと感じ、嬉しく思います。泣いても笑ってもあと1か月しかないので、最後まで全力で突っ切って日本に帰ろうと思います。