Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2021年11月号 政策学部 M.T

  • 試験について

私の履修しているFood Mattersという科目には試験がありません。しかし試験の代わりに3,000 words 程度のEssayの課題がありました。Essayのお題は授業内容に関連しているお題で、12個ほどの選択肢の中から各自好きなお題を選んで書きます。ちなみに私は、テクノロジーの発展によって、どのように食料安全保障が高められるかについて、主に農業の観点から書きました。こんなに長くてちゃんとしたEssayを英語で書くのは初めてなのに、オンライン留学なので直接先生に聞くことも、友達に手伝ってもらったり一緒にやることもできませんでした。でもマードック大学には、オンラインで課題についての相談や分からないことがあった時に、何でも聞けるようなシステムがありました。私はそれをほぼ毎日のように利用して、なんとか課題をやり遂げました。相談に乗ってくれるのは同じ大学の学生だったので、課題の相談をしながらもたまにいろいろな話をすることもできたので、オンライン留学で話す機会がなかった私にとっては、英語の練習の機会にもなりました。オンライン留学では特に、このようなシステムをできるだけたくさん使った方がスムーズに課題が進むと思います。

 

  • 1 semester終わってみての感想

今日は、オンライン留学を1 semester終わってみての正直な感想を書きたいと思います。オンラインからという本当に限られた環境の中で、どれだけ自分から積極的になれるかや自分がどれだけ頑張れるかによって実感も感想もとても変わってくると思います。また同じオンライン留学でも、授業や大学によって大きく違う場合もあるので、一つの参考として読んでいただければと思います。まず、オンライン留学は授業も課題も予習も全部ひとりでパソコンに向かってやるので、自分との闘いみたいなところはあると思います。また現地に渡航すれば友達を作りやすいですが、私がしていたオンライン留学は友達を作る機会がほとんどないので、留学していると実感することは少なかったし、孤独に感じる時もありました。私にとっては友達に課題を手伝ってもらったり、一緒にやったりする機会がなかったところが、一番大変だったかなと思います。でも録画された授業でも内容は面白かったし、授業形式や生徒たちの授業態度から日本とは違う文化を体験することができて楽しかったです。課題については量が多くて大変ではあったのですが、内容は面白かったし終わった後の達成感はあったので頑張って良かったと思っています。個人的にはオンライン留学と渡航留学は違うところがたくさんあるので、違うものと考えた方が良いと思います。でもオンライン留学でも英語を伸ばすこともできるし、その国の文化を少しは感じ取れたり、また受けた授業については深く学べると思います。個人的には渡航できるまで待てるなら、絶対に待って渡航留学をすることをお勧めしたいです。でもどうしても待てない理由があるのなら、オンライン留学でも自分から積極的になったり、頑張ればとても有意義な時間になると思っています。なのでオンライン留学をやるかやらないかで迷っている人は、一度挑戦してみてほしいと思います。