Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2021年9月号 政策学部 M.T

・カルチャーショックについて

 私のオンライン留学はオンライン上でビデオを視聴したり、課題を提出することがほとんどなのでどの作業も一方的で先生や他の生徒たちと連絡を取り合ったり、協力して何かをすることはありません。また、イベントも参加できないのでカルチャーショックを感じるまでの他の文化に触れることはありません。カルチャーショックを感じることはありませんが、オンラインで授業を視聴したり、実際に課題等に取り組んでいると日本の大学と異なると感じる点がいくつかあるので、今回はカルチャーショックの代わりに紹介したいと思います。大きく異なる点の一つ目は勉強量です。授業のビデオを視聴する前には key readingといって必ず読まなければいけない資料があります。その資料は数ページの時もありますが、40ページを超える量の資料の時もあります。そして授業を受けた後の課題や授業とは別にEssayやプレゼンテーションの提出があります。このように課題が尽きることはなくやることが多いので、勉強量はすごいと思います。そして2つ目は生徒です。私が受けている授業は国際関係の授業でもなく、留学生向けの授業でもありませんが様々な国籍の人がいます。もちろんオーストラリアは多文化主義の国で多くのバックグラウンドを持った人が多いというのも影響していると思います。しかし、年齢も多様です。30歳くらいの人がいるのは結構普通です。そのため、目標や目的に向けて大学に来ている人が多いように感じます。そのため授業への姿勢や、やる気がしっかりしていて刺激されます。

 

・課題について (自由テーマ)

 今回は課題について書きたいと思います。先ほども少し話しましたが、海外の大学の課題は日本では考えられないくらいの量です。しかし大量の課題をすることでその授業のテーマについて深く知ることができ、専門知識を身につけることができます。大変ではあるけれど、興味深く面白い内容なので慣れてしまえば大丈夫です。私のとっている授業では、授業の前のリーディング、授業後に出されるお題に対してのディスカッションの入力、授業とは別にエッセイ2つとプレゼンテーションがあります。私にとってはエッセイやプレゼンテーションの課題がとても大変に感じました。英語でのプレゼンテーションも英語で書くエッセイも経験があまりなく初めての事なのでどう進めていいのか、これであってるのか、疑問に思うことがたくさんありました。また、毎日の授業の課題と並行してエッセイやプレゼンテーションの用意をするのが大変でした。私は授業の先生にメールをして、分からないことを教えてもらったり、アドバイスをもらったりといろいろなサポートを受けることができました。わからないときや困っているときは自分からお願いをすれば、助けてもらえたり、サポートを受けることができるので自分からこれからも何かにつまずいたら、どんどん行動を起こしていきたいと思います。