Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2022年9月号 経済学部 K.Y

​​オンライン留学環境について

オンライン留学の環境については、二つの特徴があるかと考えています。

一つ目は、基本オンデマンドなので自分の時間に合わせて授業を受けることができることです。毎週現地の授業を録画して送られてくるので、自分の時間に合わせて授業を受けることができます。また、何回もわからない部分はリピートして何度も聴き直せるのでじっくり自分のペースで理解を進めることができます。ただ、授業の録画から現地で受けている生徒たちの声が少し入っているので、少し現地が恋しく感じることがあります。他に日本でやりたいことがある人などにはおすすめの授業形態だと思います。

二つ目は、わからないことがあれば先生がしっかりサポートしてくれるので安心だということです。授業のレベルは日本と比べてかなり高いのですが、現地の先生がチャットで丁寧に対応してくださるのでなんとか課題を提出することができます。私は800字から1000字を越えるエッセイを提出する必要がありました。エッセイの書き方や評価のポイントも全てオンデマンドの映像で送られてくるため、提出要項について理解できない部分が多くありました。そこで、先生にチャットで質問をすると、数時間後には返答してくださるだけでなく、「しっかりサポートしますので安心してください」と励ましの声もかけてくれました。先生とのコミュニケーションをとりながら添削を繰り返すことでエッセイを完成させることができました。

 

自由テーマ

今回はエッセイについて書こうと思います。

一番の感想としては、とにかく難しいけど、達成感がありました。

エッセイの内容としては、今まで習ったコミュニケーションに関する理論を用いて自分の主張を完成させるということでした。

私の場合はコミュニケーションの形態によって相手の受け取り方が変わるという理論を用いて、SNSの誹謗中傷に対しての解決策を提示する必要がありました。元々の授業のレベルも高いため、何回も授業を見直して理解を深める必要がありました。その上で、自分の意見を考えなければならないところで苦戦しました。また、800〜1000字以内の文章量なので、しっかりとエッセイを書き始める前に構成を組み立てる必要があるところが難しかったです。自分のテーマを根拠づけるために5〜7個以上の記事やデータを引用したり、反論に対しての回答も用意しなければならないことが大変でした。

しかし、現地の先生のサポートがとても手厚かったため、エッセイを完成させることができました。例えば、わからないことを質問すれば数時間で返信が返ってくることや、間違いを指摘してもらうだけでなく、おすすめの書き方なども加えて教えてもらえました。

この課題を通して、マードック大学の先生のサポートの手厚さと授業の難易度の高さを感じることができました。現地で授業を受けていればこれを友達と一緒に考えたりするんだろうと思うと渡航したい気持ちが一層強まりました。