Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2024年 9月号 国際学部 H.H

こんにちは。今回は、①現地の学生・友人について②セメスター2の授業についてお話しようと思います。

①現地の学生・友人について

私は留学先を決めるにあたり、マードック大学が留学生を多く受け入れており、様々な学生が学んでいるという点に惹かれてこの大学を選びました。実際マードックに来てみて、国籍だけでなく年齢も幅広い学生がいて驚きました。オーストラリアの他の大学も同じか分かりませんが、マードック大学では、それぞれの授業ごとに授業料を払うというシステムのため、仕事をしながらでも大学に通いやすいそうです。なので、働きながら時間をかけて単位を取得し、卒業される方もいるそうです。授業では、十代の学生も、その親世代の方も同じように議論に参加して積極的に発言されており、日本ではあまり見ない光景で、新鮮でした。また、以前授業に自分の子供を連れてきている方がいらっしゃり、大学の対応の柔軟さと、子育てしている方でも大学に通える環境があることに驚きました。

その他にも驚いた点として、学生の授業に挑む姿勢が挙げられます。日本の大学では、授業中に携帯を触っている人も少なくありませんが、こちらの学生は授業中に携帯を触ったり、授業に関係のないことをしている人がほとんどおらず、大体の学生が真面目に授業を聞いていたので、最初はその光景にすごくびっくりしました。また、授業中に議論をする際にも、積極的に自分の意見を述べている人が多く、生徒同士の議論に圧倒されることもありました。

②セメスター2の授業

セメスター2では、① AST 102, ② AST 288, ③GAD 172 以上の3つの授業を履修しています。

AST102は、主にアジアの歴史に関する授業です。毎授業ワークシートが配布され、そこに記載されている質問を予習のリーディング課題、授業内容を踏まえて回答し、その週の終わりまでに提出します。この授業は、アジアの歴史についてということで、今まで日本で学んだ知識を活かすことができ、比較的内容が理解しやすいかなと思って履修しましたが、最初の方はインドネシアなどに関する内容ばかりで、日本で中学校、高校の間に習った知識はほとんど使えませんでした。ですが、日本の学校ではあまりフォーカスされないことについて学ぶことができるので面白いです。

AST288は、アジアのジェンダーに関する授業です。この授業は、週一回のワークショップのみなので、自分でレクチャーのビデオを見て予習する必要があります。

GAD172は、絵の授業です。この授業では、鉛筆画のみで、水彩画や油絵はできません。授業内容は、鉛筆でどのように絵を描くか、影の付け方や、人体の描き方などを学ぶことが出来ます。私は絵を描くことがあまり上手ではないのですが、基礎から学ぶことが出来るので、絵の得意不得意はあまり心配する必要がないと思います。

 

 

    

Perth Royal Showに行ってきました。期間限定のイベントですが、様々なアトラクションもありました。