マードック大学は、日本だけでなく様々な国から留学生やインターナショナルな学生を受け入れているため、非常に国際色豊かな大学です。履修する科目にもよりますが、オーストラリア人はクラスの中で半分以下であることが多いです。授業内では色々な国の人たちと話すことで、異なる価値観や文化を知ることができます。
インターナショナルな学生が多い環境なので、私の友人も国際式豊かで、いろんな国の人がいます。私は授業内や大学のオリエンテーション、定期的に開催される寮のイベントに参加することにより、友人を作ることができました。また、現地の日本語クラス履修者とのバディや、MJSという日本文化に触れるイベントでは、日本に興味のある学生と関われるので、友人を作りやすい環境にあると思いました。私は人見知りなので、初め友人を作ることができるかとても心配でした。しかし、積極的に現地の学生と話し、共通の話題を探したら案外大丈夫でした。実際に、現在一番仲がいい現地の友達とは、大学のオリエンテーションで話しかけ、Kpopという共通の話題があり、今でも休みの日には一緒に出かけたりしています。このように、友人を作りやすい環境がマードック大学・寮には整っているので、留学前で悩んでいる人はそこまで心配する必要はないかもしれません。一つアドバイスするなら、共通の話題作りのために、最低一つでも趣味を持っていた方がいいいです。私はKpopとアニメが好きで、二つともグローバルに人気があるものなので、友人を作るためにとても役に立ったと感じます。
私は1ヶ月に一度ある大学の「Independent Study Break」という1週間の休みを利用してメルボルンに旅行しました。ヨーロッパ風の街中に高いビルがたくさん建っていて、どこを歩いても綺麗な風景が続いていました。また、パースよりも人が多く、公共交通機関も整っていたので、久しぶりに都会の雰囲気を味わいました。
メルボルンはローカルのコーヒー文化が発展しており、美味しいコーヒーを置いているカフェがたくさんありました。私のおすすめは「Little Rogue」というカフェで、ちょうどいい酸味とミルクでできたカフェラテがとても美味しかったです。それに加えて、目の前にある「Bakemono Bakers」は日系のパン屋さんでメロンパンが置いてあり、約8ヶ月ぶりに食べて感動しました。
全体的には楽しいメルボルン旅行でしたが、一つトラブルがありました。私は、「パッフィンビリー鉄道」というメルボルンで有名な鉄道に乗るためにツアーに申し込んでいました。しかし、当日その鉄道の出発地点に行くと「脱線が確認されたため今日は運行できない」と言われてしまい、鉄道に乗ることができませんでした。ツアーに参加していたこともあったので、鉄道の周りの観光地などに連れて行ってくれて楽しむことはできました。ツアーコンダクターの人に聞くと運行中止になることは珍しくないとのことなので、今後この鉄道に乗ろうと思っている方がいるなら、個人で行くより料金は高くなりますが、念の為ツアーに参加することをおすすめします。

Bakemono Bakers(メルボルン)のパン