Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2025年2月号 国際学部 M.M

① 渡航・入国について

私は地元が愛知県であるため、日本からの出発地を関西国際空港ではなく中部国際空港にしました。航空会社はシンガポール航空を利用し、マードック大学の最寄りのパース空港までは直行便がないためシンガポールのチャンギ空港で乗り継ぎをしました。しかし、マードック大学で知り合った日本人の友人から成田空港からパース空港までの直行便があり、11月ごろに予約をしていれば値段も高額ではなかったという話を聞きました。そのため、乗り継ぎの仕方や時間の過ごし方に不安がある人は早めに航空券を取れば、安値でパースまでの直行便を取れるかもしれません。

入国審査では、目的や滞在期間、滞在先などを聞かれましたが、焦らず答えられれば問題なく通過できると思います。また、私は病院から処方された薬と食品を持ち込みたく入国カードに記入したため、使用目的や成分を聞かれました。しかし、私は英文の処方箋を持参し、食品については英語でどのように伝えればよいかを調べていたため、答えることができました。

空港から大学の寮までは大学のPick-Upサービスを使いました。これは到着日の5日前までに予約すれば、大学のスタッフの方が無料で送迎をしてくださります。大学の近くにバス停はありますが、電車とバスを乗り換えなくてはいけないため、大荷物を持っている時の利用は不便だと思います。そのため、万が一Pick-Upサービスの予約を忘れた際は、タクシーを予約した方がいいです。オーストラリアでもUberを使用できますし、日本よりも料金は安めです。

 

②オリエンテーション・授業選択について

 まず、学校のオリエンテーションが始まる前に日本人の交換留学生だけが集まり、サポートの森山先生が大学生活や授業の取り方についてなどのお話をしてくださる時間がありました。そこで、日本人交換留学生向けの授業一覧を森山先生は挙げてくださり、私を含め多くの生徒はその中から3−4つの科目を選択していました。この集まりの後でも授業を選択する時間はあるため、授業を決めるのに焦る必要はないと思います。また、森山先生が個人面談の機会を設けてくださり、そこで授業やオーストラリアでの生活について個人的に相談することができます。

※オーストラリでは一つの科目は1週間に3−5時間ほどで、レクチャーとチュートリアル・ワークショップに分かれて開かれます。

そして、授業が始まる1週間前に大学と寮のオリエンテーションが行われました。大学のオリエンテーションは交換留学生のためのものと「0day」という全生徒が集まるものなど数日に分けて行われました。それらは、友人を作る良い機会であり、また日本のものとは違い、出店やオーストラリアの先住民の方のパフォーマンス、コアラや蛇と触れ合うスペースがあったため、お祭りのようなもので非常に楽しい思い出になりました。

また、寮でもオリエンテーションが同じ時期に開かれました。そこでは、安全に快適に寮生活を送れるように、アパート内での火の元の扱い方や共同生活における幾つかのルールが説明されます。これは、強制のものでもあり、1年間の寮生活に大事になるので必ず出席しましょう。