Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2025年9月号 国際学部 M.M

1.授業紹介

2セメスター目が半分以上終わり、授業の様子や課題の量などを理解してきたので、

  • AST102(Asian Centuries)

この授業は日本、中国、インドネシアを中心にアジア諸国の歴史や文化などを学ぶ授業です。1週間にレクチャー1時間とチュートリアル1.5時間があります。毎週出されるワークシートと学期末に1500字のエッセイがあります。毎週のワークシートのために、論文を2つ以上読まなくてはいけないため、課題は大変に感じます。しかし、オーストラリアから見た日本の歴史や文化について知れることができるため、内容はとても興味深く、取って良かったと感じています。

  • AST281 (Contemporary Asia: Media, Politics and Pop culture)

この授業は日本、中国、インドネシアを中心にアジア諸国の現代のポップカルチャーを政治的・経済的に分析していく授業です。チューターと授業時間はAST102と同じです。課題は、中間に1800字のエッセイとプレゼンテーション、学期末に試験があるため、他の授業と比べると多めです。ですが、この授業では日本の漫画やアニメなど私たちに馴染みのあるトピックを扱うことがあるため、その時は積極的に議論に参加できて楽しいです。なので、日本の漫画やアニメが好きな人にはおすすめの授業です。

  • PHO124 (Photography 1)

この授業ではフォトグラフィーに関することを基礎から学ぶことができます。そのため、初心者の人も取りやすい授業です。課題は毎週学んだ技術を使って写真を撮るウィークリータスクと、中間に9枚の写真を提出するカメラクラフト、学期末にエッセイと10枚の写真を提出するポートフォリオがあります。学校からカメラを借りて課題のために使うことができるため、自分のカメラを持っていなくても大丈夫です。専門用語が出てくると理解するのが大変な時はありますが、チューターやクラスメイトは優しく助けてくれるため、楽しんで授業を受けています。

 

2.カルチャーショックについて

約7ヶ月オーストラリアに住んでみて、感じたカルチャーショックを2つ共有したいと思います。一つ目は、カフェやレストランの店員さんの接客態度についてです。日本ではおもてなしの心でお客様に丁寧な接客をすることを意識している人が多いと思います。しかし、オーストラリアの日々とはお客様に対しても友達のようにフレンドリーに接してくることが多いです。私はオーストラリアに来る前に「海外の店員さんは無愛想で怖いのでは」という印象がありましたが、それは間違っていて、実際には多くの人たちはとても優しくフレンドリーに接客してくれました。また、働いている人同士でとても楽しそうに会話しているなど楽しんで働いているなという印象があります。この留学期間中にアルバイトをすることはできませんが、またオーストラリアに来て働く機会があれば、私も彼らのように楽しんで働いてみたいと感じました。

二つ目は、オーストラリア英語です。私たち日本人は学校教育においてアメリカ英語を中心に教えられてきたと思います。そのため、イギリス英語の影響を受けている上に、独自の発音やスラングなどを持っているオーストラリア英語に慣れるのは大変でした。今でも、オーストラリアの人が早く話している時には聞き取るのにとても苦労します。しかし、彼らの文化を知ることは非常に面白く、友達とよく日本のスラングとオーストラリアのスラングを教え合ったりしています。教えてもらったスラングを使ってみると、「うまく使えてるよ!」みたいに褒めてくれるので、嬉しい気持ちになります。

 

・PHO124の課題で撮った写真

PHO124の課題で撮った写真