Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

RMIT大学
2023年11月号 国際学部 M.F

①この留学を振り返って

2月にメルボルンへ来て、約10ヶ月間過ごしました。この留学を通して私はたくさん成長できたと思います。留学先では何もかも1人でしないといけないので、精神面で強くなれたと思います。現地へ来てから全く異なる環境で1人で住むということは、こんなにも大変なことなんだと本当に感じました。しかし、話す言葉も文化も違うけれどいろんな国の友達ができて、本当によかったと感じています。オーストラリア人の友達もできましたが、メルボルンで出会った友達のほとんどがワーキングホリデーや勉強目的で来ているので友達との別れを経験することが多かったです。また、私にとって言葉の壁は1番大きな課題だったと思います。特に、大学で他の学生と授業を受けることで自分の語学力の低さを実感して本当に心が折れかけました。日本の大学とは異なり、学生が授業中に積極的に発言をするのは当たり前で、現地の学生はみんな勉強意欲が高いです。自分の英語力に悩まされましたが、実際に現地の大学で学ぶことができ、学生と講義を受けて刺激を受けることができたのは本当によかったと思います。最後に、この留学は良いことも悪いこともたくさんありましたが、どれも新たな学びに繋がりました。最後の大学生活を留学という形で過ごせて本当によかったです。

②留学経験をどのように活かすか

私は大学生活で絶対に留学をしたいとずっと思っていて、結果留学をすることができました。留学は私にとって本当に貴重な経験になりました。留学中にたくさんの人と出会い、現地でできた友達は私の今まで持っていた価値観や日本以外の国で働くということに対する考え方を大きく変えてくれました。実際に、留学中は自分の将来について考える機会がたくさんありました。オーストラリアはワーキングホリデーで色々な国の人が現地に来て働いています。私はオーストラリアに来る前は就活に対して焦りや不安を持っていました。私と同じ年に入学した学生はもう就活を終えて働いている人がほとんどなので留学してまだ学生の私は他の人たちから遅れているなとずっと感じていました。日本ではみんな一斉に就活を開始して、卒業後すぐに働き始めるのが一般的ですが、オーストラリアで働く人々は経験を積むためや海外で生活してみたかった、やりたいことが見つかるまでなど様々な理由で働いている人が多いです。留学を通して様々な年齢層の人と出会い、働くということに関する考え方は大きく変わりました。私自身今後どのように働くかはまだはっきりと決まっていませんが本当に自分のやりたいことを見つけたいと思っています。私の身近な目標は今後もっと語学力を高めたいと思います。この留学で学んだことをもっと深く理解して自分の強みにしたいです。留学という経験によってより広い視野を持つことができたと感じています。日本にいる時は就活の時期を気にして留学をするべきか迷っていましたが、留学をすることができて本当によかったです。約10ヶ月間様々な面でサポートしてくださった龍谷大学の方やRMIT大学の方、現地の友人には本当に感謝しています。今留学をするか迷っている人にとってこのマンスリーレポートが参考になればいいなと思います。