①現地の学生・友人について
私は2025年の2月末にメルボルンに来て、Semester 1が終わり、今はSemester 2の真っただ中です。私がメルボルンに来てどんな友達ができたのか。どのように友達を作ったのかについてお話していきます。
私は主にスペイン、ドイツ、フランス、イギリスなどのヨーロッパ圏の友達が多くできました。他にも、アメリカ、カナダ、メキシコ、中国、韓国などの様々な国籍の友達ができました。
友達を作ることができた一番初めのきっかけは交換留学生向けのオリエンテーションでした。このオリエンテーションでは大学についての説明を一通り聞いた後に、お昼ご飯をルーフトップでみんなで食べる時間がありました。そのお昼ご飯の時間で沢山の人とお話をすることができ、インスタなどを交換しました。私はこのオリエンテーションを通して仲良くなった子とその後カフェに行ったり、市内散策をしたりしてさらに仲を深めました。
このオリエンテーション以降では、大学のクラブのイベントで友達ができたり、友達が友達を連れてきて、その子たちと仲良くなったりしました。
もちろん授業でもオーストラリアに住んでいる現地の人たちと出会い、カフェに行くなどすることはありましたが、授業で出会う学生はfreshmanではなく、バイトをしていたり、もうすでに自分の生活が確立しているような人たちが多かったため、交換留学生の友達と比べると、親密度というのは低かった気がします。これは日本の大学では皆さんが逆の立場(現地の人)なので想像しやすいと思います。多くの人は新しい関係を築く動機がない限り、自分の生活が確立してくると自分のルーティーンを保持するために自ら積極的に交流を広げようとはしませんよね。それと同じようなことです。また、授業後はすぐに教室を出る人が多い印象なので、授業後にゆっくり雑談したりするのは難しいと感じました。しかしこれは授業によって異なると思うのであくまでも参考程度でお願いします。(交換留学生の友達は言語の授業は週に二回あるため、友達を作りやすいと言っていました。ですので、本当に授業によると思います。)
友達を作りたいなら積極的に新しい人と出会えるようなイベントに参加することをおすすめします。例えば、RMITにはKIRRIPという団体があり、この団体は定期的にRMITの学生同士が交流できるようなイベントを開催しています。最近では料理を一緒に作るイベントだったり、カラオケのイベントなどを行っていました、また、定期的に普段はお金を払ってチケットを購入しないといけないような場所に無料連れて行ってくれるような機会もあります(人数制限がある上にとても早く枠が埋まってしまいますが)。KIRRIPのインスタをフォローするなどして常に最新情報を入手し、ぜひイベントに参加してみてください。ここでは新しく友達を作りたい人に出会うことができます。
②Rushworth(Victoriaにある小さな田舎町)
Rushworthというメルボルンから2時間ほどで行くことのできる小さな田舎町に友達の祖母が住んでいたので、週末のプチ旅行として遊びに行きました。
町自体はとても小さく、のんびりとした雰囲気でメルボルンのような大きな街とは違った良さがありました。ビクトリア朝の昔ながらの建物が多く立ち並び、こじんまりとした雑貨屋さんや、カフェ、出版社などが立ち並んでいました。そして、この町で出会った人々はどなたも全員本当にフレンドリーで優しくて、全体としてアットホームな雰囲気を感じました。
田舎でしか見つけることができないような昔ながらのオーストラリアの飲み物やスイーツに出会うことができました。例えばVanilla sliceや、名前を忘れたのですがソフトクリームのような形のマシュマロ、Portello、Mr D’s COLAなどがありました。それ以外にもラミントンや、Chicken Parmigianaなどオーストラリアを感じるような物を食べました。
余談なのですが、Chicken Parmigianaは地域によって呼び方が違うのをご存じですか?メルボルンでは「Parma」と呼ぶ人が多いのですが、シドニーやブリスベンなどでは「Parmi/Parmy」と呼ぶそうです。お互いに自分の呼び方が正しいと思っているそうなので面白いですよね(笑)
2日目はRushworthから30分ほど車を走らせてFarmers Marketとワイナリーに行ってきました。マーケットは天候があまり良くなかったのもあってか、規模が小さくすぐに見終わってしまったのですが、ワイナリーが本当に素敵でした。ワインテイスティングを制限なく無料ですることができ、さらにスタッフの皆さんが本当にフレンドリーでワインについて詳しく教えてくださったり、お気に入りのワインを見つけるためのお手伝いを全力でしてくださいました。そのおかげで最終的に自分好みのワインを見つけ、購入することができました。さらにアニバーサリーでデザートワインを一本つけてくださり、ルーレットを回してエプロンもゲットしました。今までで一番満足度が高いワインの買い物でした。
オーストラリアの田舎はそこにしかない、そこしか経験できないことがたくさんあります。機会があればぜひ行ってみてください。