①現地の学生、友人について
オーストラリアの大学で友達を作ることは、私にとってかなり難しいと感じています。語学学校に通っていた時は、1日4時間、週5日間、毎日ほとんど同じクラスメイトと授業を受けていました。そのため、クラスメイトとは自然に話す機会が多く、ほとんど全員と友達になることができました。休日に一緒にカフェへ行ったり、サイクリングをしたりするような仲の良い友達もいました。
一方で、大学では科目ごとにクラスメイトが異なり、それぞれの授業も週に1回、2時間程度です。そのため、同じ学生と長い時間を過ごす機会が少なく、一人の人と深く関わることが難しいと感じます。授業中のディスカッションで話す友達はできましたが、休日に一緒に出かけたり、カフェに行ったりするような友達はできませんでした。ただ、これは大学の環境だけが理由ではなく、自分自身が積極的に友達を作ろうとしなかったことも関係していると思います。
また、現地の学生を見ていると、同じ文化的背景や言語を持つ学生同士で一緒に行動していることが多いように感じます。もちろん多文化的な環境ではありますが、実際に異なる文化で育った人と深い友人関係を築くことは簡単ではありません。言葉だけでなく、会話の仕方や価値観、友人との距離感も異なるため、仲良くなるまでには時間が必要だと感じました。この経験から、異文化交流は自然に起こるものではなく、自分から積極的に関わろうとする姿勢も大切だと感じています。
②大学課題で感じた、日本との違い
オーストラリアの大学では、日本の大学では経験したことのないような課題に取り組む機会が多くありました。特に最初は、これまで書いたことのないほど多いワード数のレポートをいきなり求められ、どのように進めればよいのか分からず苦労しました。参考文献を探し、自分の意見を整理しながら長い文章を書くことは、想像していた以上に大変でした。
また、グループワークにも苦労しました。授業の前にはテーマについて調べ、自分なりに準備して参加するようにしていましたが、実際の話し合いになると、ネイティブの学生同士の会話についていくことが難しく、ほとんど発言できないこともありました。何を話しているのか理解しようと集中して聞いていても、会話のスピードが速く、発言するタイミングをつかむことにも勇気が必要でした。そのため、グループの中に一緒に座っていても、十分に貢献できていないと感じることがありました。
さらに、大学の課題では批判的に考える力が強く求められました。論文に書かれている事例や主張をそのまま受け入れるのではなく、それが本当に正しいのかを考え、他の論文も読みながら比較する必要があります。そのため、多くの論文を読むだけでなく、一つの物事をさまざまな視点から見る力が必要だと感じました。
このような経験を繰り返す中で、完璧な英語を話そうとするよりも、まず自分の考えを伝えようとすることが大切だと感じるようになりました。課題を通して、英語力だけでなく、分からない状況でも準備し、挑戦し続けることの大切さを学びました。