①授業について
Summer semesterは語学メインで履修登録をおこなった。週2回のドイツ語と週1回の英語を受講している。私のタンデムパートナーは日本の政治学を履修しているため、5月頃からこの授業にも参加するようになった。政治学の授業は外国語ばかりの生活で疲れた時、いい気分転換になった。
授業で一番苦戦したのは、やはりドイツ語の授業である。日本の大学で受けていたドイツ語の授業は、日本語でドイツ語を学んでいた。そのため、文法の説明や語彙の意味まで分からない事があれば、当然のように日本語で説明を求めることができていた。しかしながらここはドイツである。すなわち、ドイツ語でドイツ語を学ぶことが当然である。そのため、文法事項の説明も、語彙の意味の説明も全てドイツ語で説明されるため、最初はチンプンカンプンであり授業についていくことがやっとだった。何かわからないことがあっても、質問ができるほどのドイツ語の能力は持ち合わせていなかったため、何度かもどかしい思いを経験した。この経験を糧に次の学期でもドイツ語の勉強を継続して、ドイツ語を自分の中で確かなものにしていきたい。
②ドイツは多彩
ドイツで生活して思うことは、やはり多国籍であるということである。私の住んでいる地域は、以前鉄鋼業で栄えた歴史があり、その影響からも外国人がたくさん生活を営んでいる。そのため、様々な国の文化や宗教を目にする機会がたくさんあり、多国籍なレストランやスーパーも数多く存在する。
私はドイツに来てはじめてアラビア料理や西アジアの料理などを口にした。その国の人と食卓を囲み、様々な会話をすることは、とても刺激的なことであった。また、様々な国の文化を自分の目と感覚で直に感じ、親しみを持つことができるということは、非常に有意義なことであるといえる。海外で勉強することの大切さと意義を改めて見出すことができた。