①日本から持ってきてよかったもの
日本から持ってきたもので一番使っているのは電子辞書と変換アダプターである。またパソコンも大学の課題やメールのやり取り、余暇のためには必需品である。日本食を持参することも強くお勧めする。特に出汁系や味噌、醤油、ワカメなどがおすすめである。アジアンスーパーで日本の食べ物を購入することができるが値段もそこそこするため頻繁に買うことに抵抗がある。そして日本のお菓子をお土産として持参することは友達づくりとしておすすめである。私はルームメイトやバディにお菓子を渡した。会話のきっかけ作りとなりよかった。留学ライフを送る中で急に日本が恋しくなり家族や友達に会いたくなることがある。そういうときは、日本から持ってきた家族や友達からの手紙が私を助けてくれた。そして最後に以外と役に立つなと感じたのは洗濯ネットである。現地でも調達可能であるが、日本の百円ショップのように安く手に入れることができないため日本から持ってくることをお勧めする。
ついでに持って来なくて後悔したものは、日本製のサランラップとカメラである。ラップはドイツでも入手可能であるが、質は日本と比べると劣る。何かとサランラップを使用するという方は是非持っていくといいと思う。そして、カメラは荷物を軽くするために家に置いてきたがこれは間違いであった。ドイツには綺麗な景色がたくさんありカメラでしか表現できないワンショットがあるため絶対に持参するべきである。
②9ユーロチケット
この9ユーロチケットは6月から8月までの3ヶ月間、毎月9ユーロでチケットを誰でも購入することができ、ICやICEなどの特別な乗り物以外の公共交通機関の乗り物が乗り放題となる、スペシャルなチケットである。このチケットを所有していればドイツの州どこにでも無料で乗車することができる。つまり普段学生チケットで特定の州内であれば乗り放題であったが、全州乗り放題になるということである。このチケットのおかげで、ドイツ国内を沢山訪れ観光することができた。電車や地下鉄バスを使っての長旅であったが、窓から見る景色が綺麗だったり街の特徴や雰囲気を感じることができた。また旅をするためにドイツの街を調べることでドイツに対する知識を深めることができ良い体験になった。交通費分の浮いたお金で美味しいご飯を食べたり美術館に行ったり沢山恩恵を受けることができた。
悪い点としては、人の移動が盛んになるため、電車が激混みになることである。仕方のないことではあるが、席に座れなかったり、時間通りに来ないことはよくあった。また、電車の運行自体が急にキャンセルになることも頻繁にあったため駅のホームで立ち往生することもあった。それでも、9ユーロチケットが販売されている時期にドイツ留学ができて幸運であったと思う。