Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2022年8月号 社会学部 H.N.

験について

学堂では一学期の間に二度、試験がありました。この二度の試験が成績に大きく反映される試験でしたが、それ以外にも授業中に何度か評価がありました。試験はリスニング、ライティング、リーディング、スピーキングに分かれていて、スピーキングのみ別日で、2日にわたって行われました。

学堂での試験がはじめてだったため出題方式等不安な部分もありましたが、普段の授業をしっかり受け、課題もちゃんとこなし、試験前日にある復習授業を受け、一通り復習をしていれば十分解くことができるレベルでした。

中間試験の結果は後日の授業内にて、期末試験の結果は総合成績とともにスピーキングテストが行われた日の午後に先生からカカオトークで知らされました。

コロナウイルスの関係で遠隔にて試験を受験している生徒もいましたが、カメラを二台つけて行うなど、カンニング対策を徹底している印象を受けました。

また、試験期間は図書館等を利用して勉強に励んでいる学生が多くいたのも印象的でした。街中のカフェを利用する学生も多く、特に留学生だと寮では勉強しにくかったりもしますが、様々勉強できる環境があって便利だと思いました。

 

芸術鑑賞〜展示会〜

ソウルでは、常々どこかしらで展示会が開催されています。個展や体験型の展示等、さまざまな形式で、無料のものから規模の大きいものまで多様に開催されており、日本よりも老若男女問わず多くの方が観覧している印象です。

また、基本的に室内で開催されているものが多いため、夏は暑さを凌ぐのにも最適でした。

大都市なだけあり、世界的に貴重な絵が見られたり、名前が知られていない作家の作品でもクオリティが高かったりと、興味深いものが見られます。

最近は自然をテーマにしたものが多い印象で、室内で本物の植物を活用したり、生花と造花を組み合わせたりと、さまざまな形式のものが見られます。また、デジタル技術を活かしたデジタルアートや、デジタルを融合させ作られたものも多く見られます。

そしてフォトジェニックな展示会も多く、訪れる多くの人が写真を撮影しており、SNSでもたくさんの写真を見ることができます。

一見理解できないような不思議な展示もあったりしますが、伝統を表現したり、社会問題を提起したり、単なる芸術作品としては収まらない展示も見られます。芸術鑑賞としてはもちろん、社会や文化理解を知る、深めるきっかけにもなるため、今後も鑑賞を続けたいと思っています。