〇オリエンテーションについて
8月15日と16日に留学生のためのオリエンテーションが行われました。15日は全てのInternational Studentが参加するもので、これから始まる留学生活についての説明や、私たちと同じように世界各地からやってきた先輩留学生によるトークセッションなどがありました。この説明を聞くために大きな講堂に行ったのですが、入場する際にセキュリティーゲートをくぐったり、持参したペットボトルの水を捨てなければならなかったりと、多くの人が集まる場所では安全対策がなされているのだと知りました。ちなみに入場後、講堂内にあるウォーターサーバー(大学の建物内にも設置されている)で無事に水を確保することができました。午後からは体育館で留学生同士の親睦を深めるゲームやクラブ・団体の紹介があり、たくさんの人と話す機会がありました。当たり前ですが、英語しか通じない環境にいるということを改めて実感しました。
16日はExchange Student向けのオリエンテーションで、そこではASUのスクールカラーであるゴールドのTシャツや、大きな会場に入る際の持ち物入れになるクリアバッグを配布してもらいました。アメリカにはバッグポリシーがあり、多くの人が集まる場所では中身の見えるカバンを用意する必要があるそうです。夜に行われる現地の新入生を含むスタジアムでのイベント(Sun Devil Welcome)も総勢15,000人のとても大きな会だったので、入場に必須だとメールや口頭で何度もアナウンスがありました。イベントはただ座って学長のお話を聞くだけでなく、チアやマーチングバンドが出てきたり花火が上がったりと、とても盛り上がっていました。
〇1か月過ごしてみて
この交換留学は私にとって初めての海外長期滞在なので、ここまでの私の気づきや学んだことを書きたいと思います。
・とにかく暑い
大学のあるアリゾナ(テンピ)の8月・9月の気温は、昼間だと40度近くなることが多いです。日本と比べて湿気が少ないと聞いていたので過ごしやすいと考えていましたが、日傘を差していても肌にふれる空気が暑く、汗かきの私は少し動いただけで汗が出ます。ただ、ほとんど雨が降らないので、ジメジメと蒸し暑い感じがしなかった点は幸いでした。
・フリーミールが多い
フリーミールとは、文字通り無料で食べることのできる食事のことです。授業が始まるまでのオリエンテーションやクラブ・団体紹介があった期間に、入部者などを集めるために提供しているのだと思っていましたが、授業が始まってからも日々様々なイベントが開催されており、メキシコやインドなど世界の料理を食べることができます(1番多いのはピザですが)。イベントに参加して新しい友達を作るだけでなく、自分では作らない料理を楽しむことができるのですごく刺激的で楽しいです。イベントの情報はSun Devil Syncというサイトから探すことができます。
・商品の中身を確認する必要がある
Trader joe’sというスーパーマーケットに行った際に、店員さんが「卵が割れていないか見た?」と聞いてくれました。なぜだろうと思いながら確認してみると、いくつかが割れていたため交換してくれることになりました。アメリカでの初めての買い物であったことと透明なパックではなかったこともあり、そこまで気が回らなかったので、とても親切な店員さんだと思うと同時にこれから物を買うときは卵以外でも気をつけようと勉強になりました。
オリエンテーション2日目のフリーミールです。軽い朝食で、バナナやマフィンなどがありました。