授業選択について
授業選択は、私の場合、基礎の授業が始まって1週間ほどたった9月7日に選択することになっていました。選択授業の締め切りは翌日でした。WeChatのグループにファイルが送られてきたので「Zip解凍ツール」というアプリでファイルを開くと、選択授業の詳細と各授業のグループに参加できるQRコードが表示されます。各自で取りたい授業を決めて、期限までにQRコードでグループに参加して完了という流れになっています。
注意点としては、日本の大学の履修登録とは違い、選択授業の締め切りは翌日で期限が短いということと、ファイルが開けないので「Zip解凍ツール」をダウンロードしなくてはいけないことです。交換留学生は選択授業を取らなくてもいいということでしたが、せっかくなのでHSK5級対策の授業と、中国の古代の文学を学べる授業の2つを選択しました。ほかには、太極拳の授業や、中国の歴史を学べる授業も選択できました。HSK対策の授業は、今持っている級の1つ上の級の対策授業しか選択できないので、留学前にHSK5級をとっておけばよかったなと今になっては思います。ほかの授業も、中国語が上級レベルでないと選択できない場合もあるので、注意が必要です。
帰国後に単位変換を希望であれば、日本の大学で似たような授業がないかどうかを調べてから授業選択されることをお勧めします。
オンライン留学のメリット
オンライン留学では中国語を使う機会が授業中にしかないため、有意義な留学にするために、留学が終わったころに達成したい目標を立てることをお勧めします。
私はHSK6級合格を目標に、日々学習に取り組んでおり、オンライン授業にしかない2点のメリットを最大限活用しているので、今回はオンライン留学のメリットについて紹介します。
1点目は対面授業と比較して、集中力が継続できることです。授業はすべて中国語で、クラスメイトとのコミュニケーションも取りにくいため、自分の力だけで集中して授業に取り組む必要があります。私は90分の授業で頭痛になってしまうほど常に頭を働かせています。また、学力テストで振り分けられたクラスのため、全員の理解力や問題を解くスピードが近しく、切磋琢磨できていることも中国語の上達につながっています。
2点目は復習のための豊富なサポートです。授業はすべて録画されているため、繰り返し見ることができます。また、チャットアプリで授業が進められているため、先生方との連絡も非常に取りやすいです。わからなかった部分は後回しにせず、すぐに解決するようにしています。
後悔としては、選択授業でHSK6級対策の授業があるのですが、HSK5級獲得者しか受けられない授業だったため、取れなかったことです。コツコツ勉強することで最終的に6級に合格できるように頑張ります。