Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2022年11月号 法学部 I.W

①カルチャーショックについて

オンライン留学の場合、他の国の人と授業外で関わることがないのでほとんどカルチャーショックを受ける場面がないと思います。実際私も約9ヶ月間の中でカルチャーショックを受けたことがないので、紹介することができません。けれど、カルチャーショックを受けるというよりも、他の国の人たちは積極的に発言する人が多いんだなとかそういう発見はありました。また、授業では中国のさまざまな文化を学ぶ機会がたくさんあったのでおもしろいなとかなるほどと感じることはありました。

例えば、中国人の祝日の過ごし方(旧正月には爆竹を鳴らす)や、結婚式の祝い方、見舞いの時に渡すもの、してはいけない作法などです。中国では爆竹を鳴らしてすごく派手に旧正月を過ごすこと、中国では赤色が好まれるので新婦の飾り物や寝具は真っ赤に統一されることなどさまざまなおもしろい文化を理解できました。その中でもやっぱりタブーな言葉・数字、非常識にあたる行為はきちんと分かっておかないとトラブルに発展する可能性があるので理解しておかなければいけないなと感じました。このオンライン留学を通して自分の知らないことが数え切れないぐらいあることが身に染みて感じました。もちろんさらに中国の文化も知りたいけど、他の国の文化にも触れてみたいなと感じました。

 

②感想(留学終了まであと1ヶ月)

留学終了まで残りあと一ヶ月となり、ほんとにこの9ヶ月一瞬だったなと感じています。この留学で私の人生は留学前に考えていたのとは少し変わりました。本当は一年現地で留学して、帰ってきたら就職しようと思っていました。ですが、丸一年オンライン留学がほとんど確定になり、それは私がしたかった留学の形ではなかったので、周りのみんなが就活をする中、勉強に集中し、とりあえずは就職をしない道を選びました。留学中、中国の規制が緩んでいないか数えきれないぐらいsnsでもネットでも調べましたし、オンライン留学であることをもーいや!と思ったことも何度もありました(笑)。けれど、そんなこと思っていても仕方ないのでオンライン留学だから家族や友達が周りにいながら勉強できているんだとか、この一年は私にとってきっと実際に留学に行く準備期間だったんだ、といった風にポジティブに考えることにしました(笑)。でも実際、この形の留学だったからもっと勉強したいという気持ちが強くなったし、自分の将来について気づけたこともたくさんありました。

あと一ヶ月で終わってしまうと思うと少し寂しいですが、まだ期末試験も残っていますしこの一年頑張ったなと思えるように引き続き勉強を頑張ろうと思います!