①現地の学生・友人について
現地の学生は、何と言ってもパーティー好きだと思います。ドイツでは屋内外問わずパーティーが開催され、コンテナに詰めたビールを抱えて大人数でパーティーを行うことが多いです。さすがビールの国ということもあり、学生たちは好んでビールを飲んでいる印象です。日本のようにおつまみを用意してお酒は飲まず、お酒を飲みながらコミュニケーションをとっているように思います。
現地の学生を見ていて一番に気が付くのは、メリハリのある行動をしていることであると思っています。試験前は、しっかりと勉強に取り組んでいる印象を受け、図書館に赴き缶詰めになって勉強している学生も多いです。そして、試験期間が明けると皆思い思いに解放感を楽しんでいる印象です。そのための方法の一つがパーティーであることが多いので、やはり学生はパーティー好きであるということが分かります。遊ぶときはしっかり遊び、勉強するときはしっかりと勉強する学生たちを見ていると、自分自身もメリハリのある行動をとろうと気づかされます。私はダラダラとした生活を送ってしまいがちなので、ドイツ人を見習ってしっかり集中できる機関には自分に厳しく生活態度を改めていきたいです。しかしながら、羽目を外しすぎて酔いつぶれてしまう学生もいるため、その点は反面教師として見習いたいと思います。
②ドイツで作る日本料理
ドイツでも日本料理は大変人気です。私の住んでいるDuisburgのお隣の町Düsseldorfは、ヨーロッパで日本人が一番多く住んでいる地域であるため、日本食レストランが沢山あります。しかしながら、頻繫にレストランに行って食事をすることは学生の身分ではなかなか難しいものなので、自分で日本食を作ることも多いです。Düsseldorfには日本の食品を扱ったスーパーもあるため、比較的簡単に食材や調味料を入手することが可能です。
ドイツ人にも人気がある料理は、お味噌汁とだし巻き卵でした。お味噌汁の具はヨーロッパにある食材で工夫して調達しています。この二つの料理の共通点は、どちらともだしを使ったものであるため、日本のだしのうま味は世界も認める素晴らしい味覚であると思います。日本人に食べてもらう時よりも、斬新なリアクションをドイツ人からは得られるため、料理を一緒に作ったり、振舞ったりすることはとても楽しいです。
ドイツのスーパーには残念ながら薄く切られたお肉は売っていませんが、量り売りで買うことができるお肉売り場では、薄く切ってもらうことも可能みたいでした。まだ、薄切り肉を買うことをチャレンジしてはいませんが、勇気をもって注文し鍋料理や肉じゃがなど料理のレパートリーも増やしていきたいと思いました。