①日本から持ってきて良かったもの
私が日本から持ってきて良かったと思うものは二つあります。
まず一つ目は、洗顔や化粧水・乳液、日焼け止めなどのスキンケア用品です。
もちろんヨエンスーでも買うことはできますし、ニベアなど日本でも馴染みのあるブランドの商品もあります。しかし、肌質はそれぞれ異なるので必ずしも自分の肌質に合うものを見つけることができるとは限りません。また、私は敏感肌であり自分に合うものを見つけるお金と時間がもったいないと感じたので、ストック分も含め日本から持っていきました。こちらに来て購入したものはボディクリームくらいですが、それでも私にとってはもう少し保湿力が欲しいなと感じたので、スキンケア用品は持ってきておいて正解だと思いました。
二つ目は、生理用品です。海外の生理用品はあまり合わないという意見を聞いていたので、日本から持っていきました。日本人の留学生でヨエンスーに来てから生理用品を購入したという人がいましたが、その人は日本と同じ感覚で使うと失敗する、素材が肌に合わなかったと言っていたので、日本の生理用品があるに越したことはないかなと思います。
多くの学生が日本食を持ってきていますが、私はほとんど持ってきませんでした。もちろん、日本食が恋しくなることはありますが、日本食は10カ月もすればこの先ずっと食べることができるし、その分海外の食事を楽しみたいというマインドでいます。日本食は帰国後の楽しみにとっています!
食料を少なめにした分、上記の2つを多めに持ってくることができました。個人的にはこれでよかったと思っています。
②クリスマスから年越しにかけての旅行
クリスマスから年越しにかけてヨーロッパのいくつかの国を旅行しました。いくつか訪れた中でお気に入りの所はウィーン(オーストリア)とパリ(フランス)です。
私は習い事や部活でずっと音楽に触れてきていたので、ウィーンを訪れることをとても楽しみにしていました。街のさまざまなところで音楽のセッションをしていたり、教会でパイプオルガンやコーラスを聴くことができたり、音楽に囲まれた空間はとても幸せでした。また、ウィーンの人、建物、街並み、どれも美しくて、気品があってまた訪れたいと思える場所でした。
芸術の都パリでは、多くの有名絵画や美術作品を鑑賞しました。ルーブル美術館やオランジュリー美術館を訪れましたが、どちらもユーロ圏の大学に一定期間以上通っている学生は無料で入ることができます。ルーブル美術館は、広くて作品の数も非常に多いので、気が付くと三時間以上経っていました。時間を忘れてしまうほど作品に見入ってしまいます。今回のパリ旅行では、前期に仲良くなった友人宅に泊めてもらい、パリを案内してもらったのですが、その彼女がお勧めしてくれた場所が、オランジュリー美術館です。あまり大きくはありませんが、その分ひとつひとつの作品をゆっくり楽しむことができます。なかでも、360度クロード・モネの「睡蓮」に囲まれた部屋がお気に入りで、心安らぐ空間でした。
海外旅行の際は事件や事故に巻き込まれないよう細心の注意を払っていましたが、何事もなく旅を終えることができ、ヨエンスーに帰ってきたときはほっとしました。
また、帰国までにほかの国も観光しようと思っているので、それを楽しみに勉強や就職活動に打ち込もうと思います。
ウィーンでは街のいたるところで馬車を見かけます
凱旋門でのカウントダウンの様子
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「モナリザ」 @ルーブル美術館
クロード・モネ 「睡蓮」 @オランジュリー美術館