① 授業紹介

　冬学期に受講した授業について紹介します。受講可能な科目についてですが、基本的にドイツ語や英語の言語科目は必須で、そのほかに文学系の科目と東アジア関係の科目から選択することができます。

• ドイツ語

　今学期はオンライン授業をベースに月に１度ほどの間隔で対面での授業が行われました。対面での授業回数は未だに少ないですが、実際に会って行うペアワークや授業時間以外に先生や他の受講生と交流できる機会があることに、改めて対面授業のメリットを感じました。先生はとても親切で熱心な方で、授業が終わったあとには個人的に発音のレッスンをしていただきました。クリスマスにはドイツのクリスマスクッキーをいただいたりと、教科書通りの授業だけでなく、ドイツの文化や仕事などについても触れられました。

• EAST ASIA Sociology/ Politics

　この授業は全て英語で行われ、東アジア地域、特に日本、中国、韓国の社会と政治について学んでいます。そのこともあり、受講生のほとんどがいずれかの国の言語を勉強していることが多いです。この授業では、事前に提示される論文の内容を、授業でさらに細かく見ていき、小グループや全体でのディスカッションを行います。受講生にはドイツ、ポーランド、イタリア、韓国、中国、トルコなどからの留学生も多く、東アジア内だけでなく、多様な国と比較した意見を聞くことができます。

　長い英字論文を読むことになるので、準備には時間がかかりますが、リサーチクエッション、研究の方法、といった論文の構成についても詳しく説明があるので、論文やレポートの書き方という点に関してもしっかり学べると思います。また、先生も担当の科目、国によって異なり、半年間で多くの先生の講義を受けることができます。

② Duisburgについて

　これまでのマンスリーレポートの中で、あまりDuisburgについて書けてないなと思い、今回はDuisburgについてよく訪れる場所や観光スポットを紹介したいと思います。

（写真はDuisburg駅前に設置されたオブジェです。クリスマスシーズンにはサンタの帽子をかぶっていました！）

　1. Forum

　Duisburg駅前にあるショッピングモールです。本屋、電気屋、雑貨屋、服屋（ZARA, H&M etc.）、スーパーマーケットなどがあり、生活に必要なものが揃います。ショッピングモール周辺には商店街やカフェが多くあり、平日は特に人で賑わっています。Forum前ではよくイベントや市場が行われ、クリスマスシーズンにはクリスマスマーケットの会場になります（写真）。

2. Landschaftspark　（ランドシャフトスパーク）

　元は工場だった施設や場所が公園として整備されています。休日にはよくフードイベントなどのイベントが開催されています。残された工場施設には無料で登ることができ、一番上まで行くと周辺部を見渡すことができます（写真）。公園内にはステージや展示場、ロックライミングなどができる場所もあります。

3. Sechs-Seen-Platte （6つの湖）

　 Duisburgに６つの湖があります。特に夏は有料ビーチが開放され、多くの子ども連れ家族で賑わいます。そのほかに、ランニング、サイクリング、バーベキュー、釣りなどもすることができます。Duisburg駅からは少し離れているので、バスか自転車で行きます。とても自然豊かな場所で、夏場は特におすすめです（写真）。