Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2023年9月号 国際学部 A.Y

①ビザについて

私は渡航の2ヶ月前である7月にビザを申請しました。オンライン申請では必要事項の記入の他、パスポート、入学許可証、銀行の残高証明書、海外保険加入証明書を提出しました。私は6月に入学許可証がメールで送られてきた後に必要な書類を集めました。そして申請した後には、フィンランド大使館に本人確認のために行かなければなりません。それには予約が必要なのですが、私は1番早い日で、1ヶ月後の8月の予約しか取れませんでした。この時期はとても混み合うので、1日でも早い申請が必要となります。大使館では、オンライン申請で必要となった書類の提出、指紋の登録を行いました。私はこの時にオンライン申請での訂正箇所を伝えられ、その訂正に1週間ほどかかってしまいました。結局許可がおりたのは大使館を訪問した日から1ヶ月後の渡航前日になってしまい、間に合わせることができませんでした。オリエンテーションもあり渡航日をずらすことが難しい状況だったので、私は在留カードが手元にないまま観光ビザでフィンランドに入国し、日本にいる家族の元に届いた在留カードをフィンランドまで郵送してもらいました。しかし、これはとてもリスクが大きいのでおすすめできません。入学許可証が届いてからやることが多くて大変になると思いますが、時期的にも混み合うのでビザを第一優先に準備を始めるべきだと思います。

②オリエンテーション・授業選択について

オリエンテーション

オリエンテーションは日本、フィンランドでオンラインが1回ずつと、フィンランドで対面が1回の計3回行われました。フィンランドの文化やISYY、Joensuu Elliなどたくさんの話を聞きました。その中には、サバイバルパッケージなど貴重な情報もあるので聞き逃さないよう注意が必要です。

授業選択

東フィンランド大学の授業選択の特徴としては、所属学部以外の授業も自由に受けることができるところだと思います。実際に私は、所属学部ではないですが、フィンランドの教育に興味があったので、Educationの授業を多く取っています。また、この大学では少人数の授業が多い印象を受けます。私が今受けている授業の中で、最も多くても30人弱です。人数が決まっている授業もあるのですが、履修登録を行なった先着順で決まるので、シラバスを読んで確認することが必要になります。さらに、フィンランドでは授業によって授業時間が違っており、時間割が被ってしまうことが多々あります。履修登録をする際には、授業時間を注意深く確認することが必要です。私は一度、オンライン授業と対面授業が被ってしまい、先生にメールをしました。そのため、日本でLearning Agreementを作成する際には、シラバスをしっかり読み、より多くの情報を手に入れてください。