Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2023年11月号 国際学部S.O

①治安について

アメリカの治安は正直、あんまり良くないです。日本みたいによる遅くに一人で歩くことはあまりありません。夜出かける時は公共交通機関もあまり使いません。夜遅くに出かける時は必ず車移動しなければいけません。そこらじゅうにホームレスの人がいて、麻薬の匂いもします。私自身はまだ身の危険を感じるような経験はしたことはないですが、よく友達からは危険から身を守るための行動を取るように教えられます。今回はアメリカで危険から身を守るためのTipsを紹介します。

  1. 友達と位置情報を共有する:車を持っていない留学生の場合、移動手段は徒歩か、公共交通機関、配車アプリです。移動にはお金をかけたくないところですが、お金をかけない移動手段になる程危険度は増します(特に夜)。そこで緊急の際にどこにいても、車を持っている友達が駆けつけることができるように、彼らと位置情報を共有しておきましょう。iPhoneの位置情報共有設定からもできますし、位置情報共有アプリなどもあるのでそれらを利用しましょう。
  2. 催涙スプレーを持ち歩く:催涙スプレーは馴染みがないかもしれませんがペッパースプレーといってアメリカ人の女の子なら誰でも持っています。アメリカは日本みたいに安全ではないので、誘拐に遭うかもしれないし、急に襲われるかもしれません。何しろ銃社会です。自分の身を守るために護衛グッズを持ち歩きましょう。
  3. 自分の飲み物から目を離すな:これは特にパーティーに行く時。自分の飲み物は中身がわかるものでなければ自分で準備しましょう。パーティー会場にあるドリンクサーバーやオープンに用意されているカップには何が入っているかわかりません。誰かが薬を盛っている可能性も十分あります。自分で用意したドリンクから目を離さないようにしましょう。

②サンクスギビング

アメリカの冬はたくさん行事が続きます。先月のハロウィンに続き、11月はサンクスギビングです!アメリカに来るまで名前は知っていましたが、何をする日なのかは知りませんでした。諸説ありますが、簡単にいうと食べ物と身の回りの人やモノに感謝する日です。サンクスギビングは11月の第4木曜日で、今年は11月22日でした。そしてその次の日にはブラックフライデーと言われる一年で一番大きなビックセールの日がやってきます。サンクスギビングの1週間前にはルームメイトの友達が私たちの部屋に食べ物を持ち寄って集まりフレンズギビングをしました。

サンクスギビングは基本的に家族で過ごします。クリスマスホリデーが待っているのとファイナルウィークで忙しいのとで帰省しない人もいますが、私の友達は実家に帰ってサンクスギビングを過ごすというので私もついて行かせてもらいました。彼女の家はとても伝統的なサンクスギビングの過ごし方をします。まず、サンクスギビングの特別な料理を食べ、その後にサンクスギビングレターといって感謝するお題がたくさん書かれた小さな手紙から、それぞれ好きなお題を選び、一人ずつ感謝の意を述べます。それがだんだんと家族への日頃の感謝へ変わっていき、彼女のお父さんが家族に、日頃の感謝と愛情と、家族を誇りに思っていることを伝えた時はとても感動的でした。こうやって感情を素直に表現する文化がとても素敵で、彼らの家族愛に触れて思わず涙が溢れてしまいました。その後私も日本にいる家族に愛と感謝を伝えたくなり、ラインでいつもありがとう、大好きだよと伝えました。

サンクスギビングはとても素敵な文化で日本に持ち帰りたい文化の一つとなりました。