① 治安、危険を感じたこと、トラブルについて
フィンランドに来て4ヶ月になりますが、特に危険を感じたことはありません。治安は龍谷大学のある伏見区よりもずっと良いと思います。ヨエンスーはフィンランドの東端にある田舎で、お年寄りや子供連れの家族をよく見かける、とても平和な街です。稀に街の中心部でホームレスのような老人を見ますが、危険だと思ったことはありませんでした。アジアンヘイトのような人種差別もないので安心して生活できます。
気温が-20℃を下回る日は少し身の危険を感じます。呼吸がしにくく、息を吸い込むと咳き込んでしまうので数時間も外に出ていられません。また、気温が0度前後になると積もっていた雪が溶けて凍ることを繰り返すので滑りやすくとても危険です。雪が降り始めてからはバスのマンスリーチケットを買うようになりました。屋内はとても暖かいので寒さをあまり感じませんが、外に出る際は防寒対策をしっかりとする必要があります。最初の月に、雪用の手袋とアウターをセカンドハンドで、ブーツは少し高くて迷いましたが新品のものを買いました。
治安とは関係ありませんがバスや電車などの公共交通機関の不便さから大変な思いをすることはよくあります。田舎なのでバスは1時間に1本、街にトラムや電車は通っていないので1本逃すと寒い中待つか、歩くという選択肢しかありません。また、旅行などの大切な日の朝にバスが来なかったり、バス停で手を挙げて待っていても止まってもらえなかったり、空港行きの電車が急にキャンセルされたり、、公共交通機関でのトラブルはよく聞く話です。旅行などの計画を立てる際には最悪の場合を考えるようにしています。
② 普段の食生活について
フィンランドでの食生活についてお話しします。朝ごはんはコーヒー、フルーツ、ヨーグルトなどで軽く済ませ、お昼は大学の食堂、夜ご飯は家で1人で食べたりルームメイトや友達と一緒に食べたりしています。東フィンランド大学ヨエンスーキャンパスの食堂はビュッフェ形式で、メニューは日によって変わります。ベジタリアンメニューは1.83€、一般メニューは2.95€と、お財布にも優しい値段です。お盆とお皿を持って1列に並び、順番におかずを取っていきます。スーパーではお肉が高くてあまり買えず、納豆や豆腐なども簡単に手に入らないのでタンパク質が不足しがちです。学食のメニューは栄養バランスも考えられているので沢山食べるようにしています。
北欧は物価が高いことで有名だと思いますが、バナナ、みかん、ぶどうなどのフルーツ、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お米などは日本よりも安いです。家での食事は基本的に安い物を使って料理し、作り置きで数日間は同じものを食べるという生活をしています。
学校の食堂(Carelia)
インターナショナルディナーパーティー
作り置きの様子