①試験について
アセスメントの評価方法は主に三つあります。レポートとプレゼンテーションのほかに教室に行って書くエッセイがあります。レポートは日本の大学と同様に約2ヶ月前にテーマと文字数が指定され、レポートの内容もそうですが、もちろん英語の語彙や文法も評価内容に入ります。留学生だからといって見逃されるわけではありません。プレゼンテーションも数ヶ月前に内容は出せれます。個人で行うものもあればグループで行うものもあります。ここでももちろん内容とは別に語彙や文法、発音も評価されると思います。教室に行って書くエッセイでは、事前にテーマは与えられずに、今まで授業で習ったこと全体がテーマになりえます。私のクラスでは5個ほどのテーマがあり、そこから自分の書きやすいものを2個選び90分で書くというものでした。テーマの一例としてAIの可能性や危険性を書くものや、インターナショナル企業がある地域に参入する際に起こりうる問題点と解決法などがありました。試験は手書きで行われ、文字数制限はありませんでした。試験が行われる数週間前から練習でエッセイの構造や書き方などを授業で習うのでそこでしっかりと取り組めば書き方で悩むことはないと思います。イギリスのfailのボーダーラインは39点以下で一見甘そうに見えますが高得点を取ることが難しく、先生は過去に80点以上を取った生徒は数人しかいないと言っておられました。なのであらかじめ60点から70点が高得点の基準となっています。
②オランダ旅行で学んだこと
2月の中旬のアチーブメントウィークという一週間の休みを利用してオランダへ2泊3日の旅行に行きました。マンチェスター空港から約1時間で到着しました。イギリスの住宅地は同じ赤レンガで成り立っていますが、オランダの住宅街は各家がカラフルな色でシルバニアファミリーの家みたいでした。また、イギリスでは日本で見るような自転車ではなくバイクのような電動自転車をよく見かけますが、オランダではものすごい数の自転車を見かけました。車道と歩道のほかに自転車専用道路を多く見かけ、一つのオランダ文化なのではないかと思いました。一番の違いは言語で、公用語がオランダ語なのでもちろん街はオランダ語に溢れています。私が滞在先のスーパーマーケットに行った際もレジの女性は英語を話すことができなかったので少し困りました。もちろん英語を話す人の方が多かったですし、英語ガイドがあるのでオランダ語を知らないと困るといったことは全くありませんでした。私が日本から出る前はヨーロッパの人は英語を話せるといった偏見を持っていましたが、実際はそうではないことに気づいたことが一番の大きな学びでした。細かい違いはあると思いますが全体的な風景や街並みに関してはイギリスと変わりませんでしたがオランダの雰囲気を楽しみました。治安も悪いと感じたことはないですし、人も親切なのでとても過ごしやすかったです。