Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2024年4月号 国際学部 R・K

①カルチャーショックについて

フランスでの生活はかなり日本と異なりました。それに伴い文化の違いにも驚くことは多かったです。私自身カルチャーショックは感じにくかったのですが、日本人の方が驚いていたものも含めて紹介します。まず初めに、生活面についてです。フランスでは、コンビニが無く、24時間空いているスーパーはありましたが、値段が普通のスーパーより高く少し便利さが足りないように感じました。次に、トイレですが基本的に綺麗なトイレに出会うことは多くなく、ひどい場合はできないような状況もあり、衛生面が保たれているようには感じませんでした。住居や大学ですが、夏はエアコンがなく、エアコンがついている施設も少ないため、夏はかなりきつかった気がします。次に天気ですが、4月ごろのフランスは日が沈むのが非常に遅く、21時でも日本の19時半ぐらいの明るさでした。また、日本の梅雨の時期などはありませんでした。フランスの家庭では食前酒という文化があります。食事前にお酒を飲みながら会話を楽しむ文化ですが、その時間も家庭によって異なり、私が体験したときは非常に時間が長かったため、食事前に酔ってしまいました。日本人には慣れてない文化なので初めから飲みすぎないのがオススメです。フランスにはさまざまな国の文化をルーツに持つ人や他の国の留学生がいます。さまざまな文化に触れる事ができます。出会う人によっても異なるため、ぜひその場で実感し、学びに繋げてください。

②余暇の旅行

ヨーロッパの国の良さといえばやはり他の国に行きやすい事です。私は、4月にスペインとイタリアに行きました。飛行機はもちろんバスや電車も使えるので非常に行きやすかったです。また、ユーロ圏でのパスポートを求められることも少なく、簡単に入国できました。現在はかなり円安になっていますが、フランスに比べるとスペインやイタリアの方が安く感じました。また、4月はテスト期間であり学生にとっては授業が少ないため、その期間を利用して他の国に行っている方が多かったです。イタリアではローマとヴェネツィアに行きましたが、ローマの地下鉄ではピックポケット(スリ)が多かったイメージがあります。また、ヴェネツィアでも花束を無料と言い無理やり手に持たせてくる人が多いので、全体的に観光客が狙われやすいと感じました。旅行で出歩くときはホテルに荷物を置いていくか、ポケットに財布を入れないようにすると良いです。観光スポットは基本どの国でも予約制か有料ですので、予約は早めに、料金は価値観で訪れるか訪れないか決めれば良いと思います。レストランも口コミ通りではないことも多いので、自分の目でしっかりと確かめてから決めることを勧めます。できるだけリスクを避けるために、友達や現地の人に聞いたり、手伝ってもらうとよりスムーズに旅行が楽しめます。旅全体を通して、イメージほど危険には感じませんでしたが、日本より危険であり、スムーズに物事が進まないこともあるため、自分なりの対策やネットを使い未然に防げるような情報網を持って、計画的に旅行することをお勧めします。

ローマ

ヴェネツィア

パリで警察のパレード