Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年7月号 政策学部 K.T

① 日本から持ってきて良かった物

今回は、日本から持ってきて良かった物について書きますが、正直なところ、特に特別必要なものはあまりないと感じました。ほとんどの物は中国でも手に入りますし、現地の生活に支障をきたすことはありません。

中国では、淘宝(タオバオ)というオンラインショッピングサイトが非常に便利で、ほとんどの物が見つかります。私もこのサイトを活用して、日本のお菓子やファブリーズを購入しました。もちろん、現地で手に入る商品でも十分ですが、やはり日本で使ってたもの、食べていたものが恋しくなることもあります。そういった時に淘宝を使うと、とても助かります。

ただし、自分に合った化粧品などは、あらかじめ持参することをお勧めします。中国でも化粧品は豊富に揃っていますが、肌に合うかどうかが心配な場合は、慣れた製品を持ってきた方が安心です。また、HSKの受験を考えている人は、参考書や問題集を持参することが良いでしょう。中国語の教材も現地で購入できますが、日本で使い慣れた教材の方が勉強しやすいこともあります。

衣類については、人によると思いますが、洗濯が少し面倒だと感じる人は、服や下着類を多めに持ってくると便利です。洗濯は寮内の有料の洗濯機を利用することになりますが、一回あたり日本円で約100円程度かかります。そのため、こまめに洗濯をすると費用がかさむため、頻繁に洗濯したくない人は、必要な分だけ衣類を持参するのが良いでしょう。

全体として、日本から特にこれといった物を持ってこなくても問題なく生活できますが、自分に合ったものや、日本の製品にこだわりがある場合は、持参することで安心して過ごせると思います。

 

②夏休みの過ごし方について

今年の夏休みは、7月初めに試験があり、それが終わった学生から順次休みに入るという形でした。私は7月6日に一次帰国しました。周りの友達はもう少し遅く帰国していたようですが、私は6日に帰国を決めました。夏休みは8月末まで続き、約2ヶ月間と比較的長い期間があります。その過ごし方は完全に自分次第です。

大学に残ることも可能ですが、その場合、寮費を別途支払う必要があります。また、夏休み中は大学の施設がすべて閉まるため、食事は大学の外で済ませなければならず、非常に不便です。そのため、周りの学生のほとんどが一時帰国を選びました。私も早めに帰国し、日本で夏休みを過ごすことにしました。

日本に戻った後も、できるだけ中国語の勉強を続けたいと思い、いくつかの方法でそれを実践しました。まず、中国語が話せる友達とできるだけ頻繁に会話をするようにしました。これにより、日常会話の練習を続けながら、中国語の感覚を維持することができました。また、HSKの勉強にも力を入れ、特に語彙力やリスニングの強化に努めました。夏休み中にしっかりと準備を進めることで、次の学期に向けての不安を減らすことができると感じました。

夏休みは長いようであっという間に過ぎてしまいますが、この期間を有効に活用することで、より充実した留学生活を送ることができると思います。私にとって、夏休みはリフレッシュするだけでなく、次の学期に向けて準備を整える大切な期間でした。中国語のスキルを維持し、さらなる向上を目指すために、この期間を有意義に過ごすことができたと感じています。これからの学期も、しっかりと目標を持って取り組んでいきたいと思います。