<授業紹介>
全ての授業は当然フランス語で行われ、スピードは早いため日々授業内容の復習に追われることになると思います。大体の教授が授業資料を「Moodle」(龍大でいうmanaba)にアップされるので、後から見返すことができます。授業の大きな種類としてCM(大講義)とTD(小講義)があり授業時間は1時間のものから3時間のものまでバラバラです。また元から授業間の休憩時間や昼休みというのはないので、教授も含め授業に遅れるというのは日常茶飯事のようです。今学期はCMしか受けていないのですが、CMでは日本の大学と同様に教授が前でマイクを通して話し、受講生は聞いてパソコンでノートを取るというスタイルです。日本と違うなと感じるのは教授と学生間の質疑応答の多さです。質問や意見だけでなく「今の部分を聞き逃したのでもう一度繰り返してもらえませんか?」などと、授業に積極的な姿勢の学生が多い印象です。また留学生は所属学部や学年に関係なく、Licence(学部生) 1, 2, 3もしくはMaster(大学院生) 1,2の授業の中から好きな授業を履修することができるので、そこで自身でレベルの調節ができるのではと思います。私は今期は言語学部のLicence 2と3の授業を履修しています。進行が早過ぎてついていけない時や分からないことがあった時は近くの学生に助けを求めると、教えてくれたりノートを共有してくれたりとみんな親切に手を貸してくれて非常に有難いです。
<3ヶ月が過ぎて>
10月末頃から一気に朝晩冷え込むようになりある程度の防寒着を日本から持ってきていてよかったです。11月には日本から荷物を送ってもらったのですが、私が今住んでいるCROUS寮では荷物の受け取りができないため、La Poste(郵便局)を届け先に設定して直接受け取りに行きました。航空便だと基本的に10日ほどで届く予定なのですが、私はホームページから荷物の追跡を毎日しながら待ち結局約1ヶ月かかりました。よく荷物紛失などもあるみたいなので、よっぽどでない限りあまり利用しない方がいいかもしれません。10月末から1週間キリスト教に関連したvacanceがあり、多くの人が外出していました。私もそのタイミングでParisとBruxellesに1人旅行に行きました。Parisは以前にも行ったことがあったのですが、今現在Lyonに住んでいるからこそ気づける違いを知ることができたり、店員さんやそこで出会った人と全てフランス語で会話できたりと、「さらにフランス語を頑張りたい」と思えるモチベーションを得ることができた非常に充実した時間でした。他にも留学生たちと南仏のAvignonやMont-Blancで有名なChamonixなど、授業や試験の合間を縫って短い旅行をし楽しんでいます。11月に入るとショッピングモールにはツリーやデコレーション、スーパーにはアドベントカレンダーが置かれるなど街が徐々にクリスマスに向け支度を始めており、初めて外国で過ごすクリスマスには何だか私も浮かれてしまいます。
Paris Bourse de Commerce
Avignon
Chamonix Mont Blanc