① 治安、危険を感じたこと、トラブルについて
幸いなことに、未だ身の危険を感じるトラブル等に遭遇したことはありません。
強いて言えば、かなりの頻度で中心市街から破裂音が聞こえてくることでしょうか。
おそらく爆竹を使った遊びか何かの騒ぎだと思いますが、平気です。直接的な被害はありません。
日本と同じように夜も出歩けることから、現段階の評価では治安は比較的良いのかなと思っています。
しかし、オランダ全域に話を広げて見ると時々深刻なニュースが見られます。
9月にはロッテルダム市内のトラムにおいて銃撃事件が発生し2人の負傷者、フリッシンゲン市内においては1人の死者が出たようです。
その他にも中東情勢を巡る座り込みの抗議デモが多数の鉄道駅で発生したり、気候変動活動家によるデモが起こったりしています。
これらの出来事には皆、不測の事態が付きまとうため、決して興味本位で近づくことはせず事前に情報を入手し避け続ける必要があります。
そのためにも、大学から案内を受けると思いますが、外務省の「たびレジ」に必ず登録しておくようにしましょう。
② 水について
まず最初に言いたいことは、オランダの水(水道水)は飲用可能でとても高品質だということです。
塩素臭もほとんどなく、安心してそのまま飲むことができます。
しかしご存じの通り、オランダの水は硬水であり、超軟水国として知られる日本の水とは大きく異なります。
よく言われているのが、硬水を飲むと下痢を引き起こすという現象です。言い換えれば、ミネラル豊富で便秘が改善されます。
勿論、スーパーには軟水のボトルウォーターもあるため、胃腸が弱い人はそれを買い続けるという選択肢もありますが、毎日の出費と考えるとあまり賢明ではないかもしれません。
私自身、胃腸の強さは平均以下だと自負していましたが、オランダ生活の当初から毎日硬水を飲み続けられています。
慣れてしまえばどうってこと無いのだと、改めて人間の消化器官の強さを感じました。
ただ、髪や洗濯物を洗う時にはその水質の違いに注意が必要です。
私は日本から洗濯洗剤(NANOX)を持ってきて使用しましたが、使い物になりませんでした。
これはどうやら硬水に含まれるミネラルが洗剤の働きを弱めてしまうためだそうです。
まとめとして、オランダに留学して居住する場合、シャンプー類や洗濯洗剤は硬水対応のものを使った方が良いです。
そして、それらは日本でAmazonなどを利用して買うよりもオランダ現地で買った方が経済的にも労力的にも楽だと思います。
こちらの洗濯洗剤は色物や白専用といった風に、同じ種類の洗剤でも衣服の色や素材に事細かく対応したものが揃えられているため、大切な服でもしっかりと満足のいく洗濯ライフが送れると思います。
また、硬水文化を体験してみたいという人は日本にも売られている硬水(evianなど)を普段の水代わりとして一週間程度飲み続けてみると、体に変化を感じられると思いますよ。参考までに。