Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2025年8月 国際学部 A.M

①渡航・入国について

 私の渡航準備はイレギュラー続きで本当に大変でした。そのため参考にならないかもしれませんが、こんなこともあったんだと思って読んで頂けたら幸いです。               

 アリゾナ州立大学(以下、ASU)からDS-2019(受入許可証)が届いたと同時に、アメリカ学生ビザ発給休止のニュースがありました。急いでビザ申請書類を提出し、滑り込みで予約できたビザ面接日は8月19日:到着後現地オリエンテーションと同日でした。緊急面接リクエストを申請するも承認されなかったため、ビザ面接・発給後、Final arrival deadlineまでに渡米し留学を実現できるか、とても不安でした。

 運よくビザは面接後すぐに発給され、8月27日の渡航日までの1週間足らずでフライトの予約等手続きを行いました。また、オリエンテーションと1週目の各授業欠席、入寮日の変更、諸費用支払期限について各ASU担当部署・教員に自身で連絡を取る必要がありました。慣れない英語メールのやりとりは大変でしたが、これを経たことで英語メール作成に慣れることができましたし、個人対応を行ってくださることもありました。夜に現地到着後、翌日の朝一にBookStoreに予約していた教科書を取りに行き、9時から授業に出席するというドタバタぶりでした。

通常、交換留学においてこのような不安な状況になることはありません。しかしアメリカに関してはこのような状況が各国で起こっており、実際に留学が実現できなかった人もいるようです。アメリカ留学を検討される方は、一度グローバル教育推進センターにご相談されることをおすすめします。

 この経験を経て、分からないこと・不安なことは遠慮せずに問い合わせることで、不安が解消され、相手の理解を得ることができ、時に歓迎してくださることがある事を学びました。ASUだけでなく他の留学、日本での出来事に通じますが、自分から動き、疑問を持ち、納得できるまで解決していくことが大切だと思います。

 

 

※アメリカビザ申請について(J : 交流訪問者ビザ)

DS-160 (ビザ申請オンラインフォーム)の入力は覚悟して挑んでください。ネット上には数時間で完成すると書かれていますが、私は丸1日近くかかりました。ビザ面接予約サイトは簡易的で、少し分かりにくかったです。

※このような不安定な状況でしたが、空港での入国審査はパスポートとDS-2019を見せて顔認証をするのみで、スムーズに終えることができました。

 

 

➁オリエンテーション・授業選択について

 ASUは約20万人の学生を持つマンモス大学であることに加え、学生へのサポートが非常に手厚いです。そのため、必要登録事項だけでなく、イベントや公共交通機関、アリゾナでの暑さのしのぎ方まで、頻繁に参照リンク付きメールが届きます。最初は読むことがプレッシャーになっていましたが、読めば読むほどASUのことを知れ、心の留学準備ができました。

 8月から授業が始まりますが、履修登録が始まるのは5月です。人気のクラスはすぐに定員が埋まります。慣れない履修登録システム(“Add shopping cart”と表示されるのがおもしろい)に驚き、クラスの種類の多さに圧倒されました。私は卒業単位をほとんど取り終えており単位交換のためのクラス選びをしなかったため、本当に興味のあるクラスを選択でき嬉しかったです。今後紹介していきます。

                                                  

ASU内の有名なPalm Walk                        

飛行機からのTempeの景色  

 

行きの飛行機でCAさんに頂いた品  頑張ります!