Hej Hej!
Växjöにやってきて早3ヶ月がすぎました。本当にあっという間です。
今月の気温は連日マイナスになり、大雪が降り一面が銀世界になり、池の水が凍ったりと天気に振り回された1ヶ月でした。地面がツルツルし雪が積もりガタガタしているので自転車に乗るごとに転けるんじゃないかと気を張っていました。しかし、もちろん大学の授業はいつも通りに開講されるので頑張って通い続けています。除雪車が毎朝晩にやってきて、歩道には小石が撒かれたりと対策がされています。池周りの自転車道はなぜか雪が積もっていません。この時期にVäxjöで大雪になるのは珍しいと地元の方がおっしゃってました。




今回のテーマは①授業紹介 ②日本文化交流 です。
①授業紹介
私が取る授業はだいたい1ヶ月ごとに変わる100%集中授業です。今期は9/1-1/18までです。今は4つある内の3つ目の授業を受講しています。
すごく気になっていた授業でした。主に国際法について社会問題、国家間の立場を考えて学ぶ授業でした。また模擬国際裁判をセミナーとして行いました。このセミナーの課題は国家として認められていない2つの組織について、もし国家として認めるならどちらにするのか、でした。2サイド、国際裁判官の3つに分かれ議論を行いました。事前準備が必須で専門用語や事前知識が問われることが多かったのでなかなか難しかったです。私は国際裁判官の所にいました。議論の中で個人の意見が言えていないと参加していても成績に反映されないので、日本で授業中に意見を発言することに慣れていないので苦しみました。私の場合は発言をしてもそれは意見ではないと判断され、「あなたの意見が聞けていません」と言われてしまうこともありました。必死に意見になる言葉を絞り出しなんとか終えることができました。最終課題もなかなかに多く、授業内容は面白い反面すごく苦労した記憶です。
3つ目 Modern Sweden: cultural, political, and religious developments from 1721 to todayです。
今まさに受講している授業です。一言で言うならばスウェーデン歴史の授業です。前回の授業とは違いレクチャーのみで授業が進みます。お昼休憩を挟むことが多いのでお弁当を作って持っていっています。この授業で気づいたことは、日本では世界史でも北欧の複雑な歴史について学んでいないということです。また登場する人の名前はなぜか同じ名前の人が多いこと。宗教と政治の関わりなど、オーロラ学者、冒険家、さまざまなことを知ることができます。
4つ目 Music and Visual Art in Sweden です。
12月半ばから始まる予定です。楽しみに待ってます。
②日本文化交流
良くしてくださっている地元の方(日本語が話せて書ける方)が勤める高校に日本語の授業があり、その一環として高校生に日本文化を紹介するイベントに参加してきました。折り紙、書道、茶道の3ブースで行いました。私は茶道のブースを担当しました。お茶の立て方、緑茶と抹茶の違いや作法、飲み方には礼儀がありリスペクトが込められていることなど、普通は茶菓子と一緒に飲むからもっと苦さを感じないことなど紹介しました。興味津々に聞いてくれる高校生が多くて嬉しかったです。中には日本語を少し話せる学生さんもいて、日本文化に興味を持ってくれていることに嬉しくなりました。
日本語の授業にも日本語を学ぶ学生と会話練習をするためにお邪魔することがありました。日本語にはネイティブの私でもしっかり日本語を話し伝えることが普段いかにできていないか学ばされました。真っ直ぐな眼差しで真剣に話してくれる姿に私なんかの日本語がお手本になるのかと心配になったりもしました。
↓下の写真は交流イベントの様子です!


