日本から持って来たら良かったと思う物について
正直、日本からこれを持って来たら良かった、と後悔したことはありません。だから、今回は日本から持ってきて良かった、あるいは準備しておいてよかったと思う物について書きたいと思います。
現地の学生・友人について
私はアリゾナ州立大学で、多くのかけがえのない友達ができました。交換留学生として世界各地から集まった学生とは、半年や一年とそれぞれ違ったスパンでの交流になるので当然出会いもあれば、別れもありました。私の寮には、交換留学生が多く住んでいるので、みんなとは毎日顔を合わせ、会話を楽しんだり、一緒に勉強をしたり、パーティーを開いたりしています。それだけに別れのときはつらいですが、また彼らの国を訪れた時は必ず会うことを約束し、また会おうと最後のあいさつをします。私は、この交換留学生との交流で、友達の輪が一気に世界に広がったと感じています。
また、アリゾナ州立大学には、日本語を専攻にしている現地の学生が多くいて、毎日授業が終わると学校のラウンジに集まり、日本人学生と彼らが楽しく会話を楽しんでいます。彼らは、世界の中で本当に小さな国を、そして日本でしか使われていない日本語を、熱心に勉強し、文化や国民性を愛してくれています。本当にうれしいことだなと思うと同時に、日本人である私が知らないことをいっぱい知っていて、時々自分自身が恥ずかしくなります。日本で一番何が印象的?と聞くと、以外にもトイレの技術(ビデ)と多くの人が答えるので、驚きました。
さらに、日本から留学で来ている日本人もいます。みんな目的は様々ですが、勉強しに来たことには違いありません。日本人同士で、助け合い、時に切磋琢磨しながら毎日それぞれが頑張っています。たまに、日本人を完全に避けて留学生活を送ろうとする方々もいますが、避けるという行為に満足するのでは無く、時には日本人を頼ることも必要だと思いました。
アリゾナの食について
アメリカと言えば肥満大国と思われがちです。確かにアメリカを旅行中、日本では見かけないような肥満の方々をよく見かけました。しかし、アリゾナは暑すぎるせいでしょうか。本当にたまにしか見かけません。そこで、今回はアリゾナでよく食べられているものについて書きたいと思います。
アリゾナ州はメキシコと国境を接しているせいか、アメリカナイズされたメキシコ料理のレストランがたくさんあり、アメリカ人のなかではこれがすごい人気です。アジア料理はというと、すしや中華をはじめこれがまたすごい人気です。アリゾナで売られている寿司は、正直すしではありません。アリゾナは海に面していないので、新鮮な魚が入るはずもなく、がさっとした味です。しかし、アリゾナの人はそれが日本のすしだと思っているのです。また、日本の県ごとにあるご当地グルメというものがアメリカにはあまりないらしく、アリゾナを代表する料理というのがありません。いうなれば、サボテンが食べられるということだけです。(スーパーマーケットの野菜コーナーに、当然と言わんばかりにサボテンの山があります。ちなみにあまり誰も食べません。)と、アリゾナの料理はこんな感じです。