ー試験についてー
期末試験の形式は龍谷大学とは大きく異なります。まず、試験時間が非常に長いです。私は二つの試験を受けたのですが、一つは3時間、もう一つは2時間の試験でした。
試験会場はほとんどの科目が体育館です。一つ驚いた事は、同一試験会場で異なる5つほどの科目の試験が行われている事です。試験時間も異なる科目になるので自分がまだ試験を受けている途中に他の人がごそごそと動いて会場を後にしていきます。
試験開始前には10分間のリーディング時間が与えられ、各々質問や試験用紙の抜け落ちチェックなどを行います。
英語が第一言語でない学生は基本的に辞書の持ち込みが許可されています。しかし電子辞書は不可で紙辞書のみです。
3時間の試験と聞いて大変長く感じると思うのですが、私は時間がぎりぎり間に合うか足りないかといった所でした。その科目では3時間の試験の中でエッセイを2つ書く事を求められていました。大まかなトピックは事前に告知されているものの、事前に何かを用意できる形の試験ではないため、試験開始の合図とともにブレインストーミングとともに大急ぎでエッセイをかけ上げなければなりませんでした。
ー冬休みの過ごし方ー
マードック大学は今年からカリキュラムを変更したため、昨年まではあった冬休みの集中講義?のようなものがなくなっていました。そのために、勉強のためにパースにとどまる学生はおらず、皆実家に帰ったり旅行にいったりしていました。日本人交換留学生の中にも、日本に帰る人やオーストラリア国内を旅行する人、オーストラリア近隣の国を旅行する人など様々でした。
私はこちらでインドネシア語を勉強しているため、バリに旅行にいきました。現地で授業で習ったばかりのインドネシア語を使って会話してみましたが、意外とすんなりと理解してもらえ、自分自身もゆっくりと簡単な文章をしゃべってもらうと理解できたので驚きました。この実践力の違いに日本と海外の外国語教育の違いを感じました。