Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2011年2月号 国際文化学部 U.Y

<試験のこと>

DEUF必須クラスのFLEは授業内で行われます。FLEでは小テスト、一人5~10分のオーラル発表が授業中に最終試験が授業最終日に行われました。また文化の授業は一人15分のパワーポイントを用いた発表そしてレポート提出によって採点されます。

学部授業の試験前には国際部にて受ける試験を確認をしなくてはいけません。授業によっては留学生にフランス人の学生と同様に試験受ける場合と、留学生のためにレポート試験を受け付けている場合があるので。授業登録する前に先生に直接聞いてみるのがいいと思います。またレポート提出かどうかも国際部にて確認をとります。TDの場合は3回以上休むと試験を受ける資格をなくしてしまいますし、CMのテストよりも早めにTDのクラス内でレポートや発表による採点が行われます。CMの試験では留学生用のしるしをきちんとつけておかなければ試験はフランス人学生同様に採点されてしまいますので注意が必要です。ほとんどが問題を選びそれについて時間内に供述するものです。日本語の授業を除く科目では、留学生は辞書の持ち込みが許可されています。

試験前には掲示板に試験日日程、教室、席順が発表されますが、一斉にではなく授業によってはいつ発表になるのかまったくわからないので、掲示板にはよく注意しなければいけません。また先生のおっしゃった日にちより一週間試験日が早くなり又その発表が3日前にされたり、試験内容が口頭であったのが筆記に予告もなく変更になったりもしたので大変戸惑いました。CMであっても日本語学科では授業最終日にテストが行われたりもしました。よく先生に聞くことが大事だと思います。

<余暇の過ごし方>

ほとんどのスーパーやブティックは日曜日はしまってしまいますので(お店によってはお昼まであいてる場合もありますが)、金曜日や土曜日の夜はスーパーは人でいっぱいです。食材など必要なものはそろえておく必要があります。市場はだいたい土曜日曜のお昼の1時頃まで開いていて新鮮な果物やチーズやパンなど買うことができます。

私は日曜日には学校の勉強をしたり、市場にいったり、フランス人の友達と会ったりしていました。なかでもよく友達と映画を見に行っていました。映画館やレストランなどは日曜日でもあいています。なんにもない日曜日の午後は散歩やカフェでゆっくりコーヒーとともにおしゃべりをするなんて人たちも多いです。フランスの映画館は日本よりも少し安いように思います。VOだとフランス語字幕、VFだとフランス語吹き替えです。最初はVOの方がストーリーを理解するのに文字を読むので楽だと感じてVFには苦手意識を持っていましたが徐々にVFでも理解できるようになりました。このおかげで聞き取りの能力が上がっていくのがわかりました。またフランス人の友達と映画を見る際はVFでもわからない単語や表現などがあると直接聞くことができ勉強になります、ほかにも日々PCから聞き流したり映画はボキャブラリーを増やすのに役立ちました。

<東日本大震災>

この日の朝フランス人の友人から日本ですごい地震があったけど大丈夫?というメールをもらいました。この時はまだ状況もわからずいつものような地震だと安心していたのですが、授業中先生も地震の話をされ、帰って中継をみていると想像していたものとはるかに違う規模の地震だとわかり不安でした。フランスでもスペシャル番組が組まれ地震や津波の状況についてずっと伝えていました、しかし、その報道には日本とでは差がありフランスでは原発の際に出た雲が今南仏のどの地区を通過しているといったことまで事細かに被害、危険性について的をしぼって組まれていました。この際いろいろな国の友達から安否を心配してくれたり、何か助けられることはないかなどといったメールをもらいました。

私はタイミングが合わず参加できなかったのですが、Lyon3の交換留学生は有志を組んでLyon2にて募金活動をしました。