「治安や身の危険を感じた事」
私は中国に来る前、治安や安全の問題をとても気にかけていました。しかし上海が都会なこともあって、思っていたほどに危険に巻き込まれる事はありません。道路で車がそばまで突っ込んで来ることはありますが、道路交通の仕組みに慣れれば危険を感じることも少ないです。なので、今月のテーマとしては「自分自身の健康について危険を感じたこと」を書きたいと思います。
私はもともと慢性的に貧血状態で、常に気を付けていれば防げるのですが、立ち眩みを起こしやすい体質です。それを上海に来て少し忘れていたようで、先日入浴中に長くお湯に当たっていたのですが、眩暈を感じた後気が付いたら倒れていました。立ち上がることができず呼吸するのに必死でしたが、落ち着くのを待って水を飲んで寝ころんでいれば治ることをわかっていたので、冷静に対処しました。その時になってようやく感じたことが、緊急時の対処をわかっていなかったということでした。もし対処がわからない症状の場合誰に頼るべきなのか、私は今ルームメイトが日本人ですが、周りに日本人がいなかったら自分の症状をどう説明するのか、わかっていないことに少し怖くなりました。体調不良に倒れた状態で辞書を持ち出してきて調べるなんてできるとは思えません。中国に来る前に何度も何度も聞かされる話だとは思いますが、自分の持病や身体の状態を“現地の言葉”で理解し、説明できるようにしておくことは、私が言えることではありませんが、とても大切だと思います。健康があってこその勉強なので、海外だということを忘れず、自分の健康は自分で守る準備をしておかなければいけないと思いました。
「SNS・ネット環境について」
中国ではLINE・Twitter・YouTubeは使えないとよく聞くと思いますが、実際に私の生活内でのSNS・ネット環境を紹介したいと思います。
実際には、それらのSNSは今まで通り利用できます。しかしVPNを取得しないといけません。VPNは、国のネットバリアを潜り抜けるものだと思っていいと思います。VPNのアプリはiTune storeにて無料でダウンロードできます。iTune storeはwifiなどネット環境さえあれば普通に利用できるので、日本でダウンロードし忘れても大丈夫です。私は日本で使っていたiphoneを常に機内モードの状態でwifiとVPNにつないで、日本でいた頃と同じようにネットサーフィンをしています。なのでSNS環境に不安は持たないで大丈夫だと思います。学校内の建物には無料wifiが飛んでいますし、私の宿舎(外賓楼)はロビーでも無料wifiが利用できます。自分の部屋でwifiを繋ぎたい場合は40元/月で2つまで繋ぐことができるので、みんなパソコンと携帯を繋いでいます。日本の家のwifiと比べると接続が悪く、繋げなくなることもありますが、30分もすればつながるようになるので大した問題はありません。もしwifiのことで問題があればネット環境専用のオフィスがあるのでそこで尋ねて改善してもらうことができます。ちなみにそのオフィスのスタッフは学校内では珍しくすごく態度が悪いので、とてもイライラします(笑)学校の外ではwifiがなくても使えるように現地で買った携帯を使用しますが、レストランやカフェはほぼ無料wifiがあるのでiphoneを持ち歩いてもいいと思います(が、現地の携帯は買っておくことをお勧めします)。また、現地でのSNSは中国版LINEのような微信(wechat)というアプリを使います。微信はVPNがなくても使えますし、日本人を含む他の留学生友達や中国人の友達、先生との連絡、クラスグループなど日本とのやり取り以外はほとんど微信を使います。はじめは身の回りのネット環境に少し戸惑うと思いますが、入学手続きが終わって学生証をもらってwifiを繋げればもう安心です。家族には初め1週間ほどは連絡取れないけどそれ以降は通常通りだと説明していいと思います。