授業紹介
前期の語学堂は毎週月~木曜日の午後6時から8時に行われており、先生は月曜日の先生と火曜日から木曜日に教えてくださる先生の2人で、とても面白いです。授業のスピードも速くなく、誰か一人でも分からなさそうな顔をすると、簡単な単語で言い換え、分かりやすく丁寧に説明してくれます。私のクラスは中国人3人、台湾人1人、カナダ人1人、イタリア人1人、日本人5人と日本人が多いクラスとなっています。本当に良い子たちばかりで、みんなで笑って楽しく韓国語を学ぶことができ、非常にうれしく思います。
またカトリック大学校では語学堂の他に、学部の授業を1セメスターに最低9単位分取る必要があります。ほとんどの授業が1科目3単位なのですが、私は多めに5つの授業を受講しています。私は韓国語国文化学科に所属していますが、留学生は学部関係なく、自分が興味を持つ授業を受講することが出来ます。私は韓国語の授業を完璧に聞き取ることに全く自信がなかったので、この1セメスターは韓国語で開講している、日本に関する授業・日韓関係の授業を多く受講しています。その中の「友達作り」のために取った日本語会話という授業では、受講している日本人留学生私たち3人がみんなの先生的役割を担っています。日本語が上手な学生もいれば、まだ上手に話すことが出来ない学生もいますが、日本に関心のある子たちが集まっているためとても賑やかな授業で、言語交換も出来るので非常に楽しいです。先日もこの授業の友達と漢江にピクニックに行くなどとても仲良く過ごしています。
日本関係の授業以外にも「韓国語学概論」という授業も受講していますが、韓国語の概念を基礎から学び、新しい発見が出来るので非常に興味深いです。授業のペースは少し早く感じますが、教科書に基づいた授業のため理解しやすいです。先生も留学生を考慮して、中間試験ではなく課題にして下さるなど、とても親切です。
後期は自分がより興味を持つ分野の授業を取りたいと考えています。6月になるとまもなく恐怖の期末テストを迎えますが早めに対策をし、万全な状態でテストを迎えようと思います。
学園祭について
カトリック大学の学園祭は5月18日の木曜日から20日の3日間行われました。学校内にサークルごとにお店を出し、食べ物などを販売するなど日本の学園祭とよく似ています。しかし韓国の学園祭はサークル以外にも学部ごとにも売店を出し、学園祭当日にも関わらず授業があります。カトリック大学では学園祭当日でありながらも木・金曜日は通常通り授業があり、非常に驚きました。また日韓の学園祭を比較して決定的に違う点は、学内でお酒を飲むところです。その上飲む量も尋常ではありません。運動場がビアガーデン化し、たくさんの学生がそこに群がりお酒を夜遅くまで飲んでいました。
また学園祭の醍醐味といえば有名人です。韓国も日本と同様に、学園祭には有名人が来ます。今年はDIAというアイドルがカトリック大学に来ました。私はそのステージを見れませんでしたが、非常に盛り上がったと友達から聞きました。またその本格的なステージで学生たちが韓国伝統舞踊であるサムルノリを踊ったり、巨大な花火までもが打ち上げられ、祭り自体は夜中2時までずっと行われていました。私は他の用事で学園祭に少ししか参加できませんでしたが、非常に賑わい、思っていたよりもはるかに楽しかったです。学園祭でお酒をたくさん飲む習慣は韓国人の大学生ならではで、非常に良い経験をすることが出来ました。