Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2018年5月号 国際学部 K.K

授業紹介

私は中級Cのクラスに所属しています。授業は精读、听和说、阅读の3つがあります。

(1)精读

教科書には1課ごとに本文が2つとその中で使われた単語、文法が載ってあります。私のクラスはまず単語をその単語が使われる例文と共に勉強し、本文の内容を理解するという順で行われています。大事な構文などはスライドを使って授業内で何回も説明され、また宿題にも出されます。

 

(2)听和说
リスニングと喋る事がメインの授業です。リスニングするものは長い会話文や説明文です。1回の授業で1つのリスニングを聞き、みんなでどのような内容だったか聞こえたことを答え、その後も何回も何回も録音を聞き、徐々に内容を明らかにしていくという形です。次に正誤問題を解いたら4,5人程のグループを組まれるので、その日に聞いたリスニングに関することで例えば会話文だったら同じように実演したり、説明文や物語文だったら自分たちの言葉でもう一度説明したりと発表を行います。

 

(3)阅读
速読の授業です。とにかくスピード!ということで、早く解くためにはどのように読めばいいかということを習います。分からない単語、漢字が出てきた時どうすれば良いか、この単語の後は結果なので理由は前にある、一番言いたいことはここにあるなどです。その為「はいこれ5分で解いて!」「はい3分で解いて!」といった感じで授業はトントン進んでいきます。

 

日本語コーナーについて

大連外国語大学には、「日本語コーナー」という中国人で日本語を勉強している学生と日本語で交流するコーナーが毎週水曜日に行われています。時間は16:30〜18:00です。毎回8人程のグループを作り、3つのお題が与えられているのでそれについて話し合います。私が参加した時は、「得意料理について」「故郷の美味しい食べ物」「中国で好きな料理」でした。時間がもし余れば、もちろん別のことで話し合ってもいいです。日本語の話せる程度は人それぞれなので、あまり話せない子が言葉に詰まった時に、中国人同士で「こう言いたいんだけど」などと中国語で話すこともたまにあり、その時はその時で私もリスニングの練習だと思って必死になって聞いて、聞き取れればこういう風に言うよなどと教えたりもします。このコーナーは日本語で話すコーナーでとても参加しやすいので、もし中国人の子と友達になりたいなら、是非参加してほしいです。交流会後は同じ班だった子とwechatを交換することが多いので、きっとすぐに友達になれると思います。日本語を勉強している子たちなので、その後も宿題で分からないことがあったらお互いに聞き合ったりすることが出来ます。実際に私もここで友達を作り、一緒にご飯に行ったり、よく質問もしています。

写真:精読の授業風景