初めに試験のことについて説明します。私が受けていた授業は、それぞれテスト形式が違いました。暗記のものや、実力テストのようなもの、またプレゼンテーション形式のテストというのもありました。そのうちの一つ、Listeningの授業のプレゼンテーション形式のテストについて説明します。このテストは自分の今まで学んだこと、また自分のゴールはなにかについてプレゼンテーションをクラス全員にするというものでした。プレゼンテーションを作るにあたって、先生からプリントを配られどのような形式で書くかなど厳しく制限されていました。この授業ではテスト以前にも数回プレゼンテーションをしていたので、それほど大変な作業ではありませんでした。しかし、どのようにプレゼンテーションをすれば見ている人が興味を持つことが出来るかなどを教わりました。このテストでは自信のプレゼンテーションが評価されるのはもちろんですが、他の人のプレゼンテーションをしっかりと聞いていたか、その内容について質問をされ答えるという時間もありました。このテストは簡単なようで大変なこともありました。なぜなら、生徒それぞれ個人の英語のアクセントというものがあったので、全て聞き取ることに四苦八苦したからです。しかしこの形式のテストは普通の筆記のものとは違ったので、とてもやりがいがありました。最後の授業で自分のゴールはなにかなど改めて確認することができたことや、他の人達と情報交換できたことが何よりいい経験となりました。
次に危険に感じたことやトラブルについて話したいと思います。まず、日本と違いここアメリカでは麻薬が当たり前のように出回っています。校内でも麻薬を吸っている生徒が捕まって夜に騒動になっていたことがありました。しかし私はこの事件を聞いた時にはあまり驚きませんでした。なぜなら周りのアメリカ人の知り合いが普通に吸ってるということを聞いたことがあるからです。彼らは当然のように煙草は吸わないけど麻薬なら吸ってるよ、と私に話したのでその時は驚きを隠せずただただショックでした。このように周りに麻薬を使っている人は当たり前にいるが、誘いにのらないようにすることが大切だと思いました。
そして、次に私が住んでいる寮でのトラブルについてです。私は私を含め四人で生活していました。3人ともアメリカ人で初めのころは仲良くやっていましたが、隣のルームメイト二人が些細なことでもめ、私も彼らの相談に乗ったりしていましたが、なにも出来ず結局そのうちの一人が違う寮に引っ越ししてしまいました。その後もう一人のルームメイトも一人暮らしをするために寮をでていきました。とても悲しいことでしたが、どうしようもありませんでした。それだけではなく、一人のルームメイトが冷蔵庫にいれていたものが全てなくなったと言いだし、誰が食べたのかでもめましたが結局誰が食べたのかも分かりませんでした。私自身も、食べ物やボデディーソープや剃刀まで、誰かに取られなくなりました。隣の部屋にいるルームメイトたちだけでなく、私と私と同じ部屋のルームメイトもたくさんの不満をお互いに持っていました。私の場合は、ルームメイトがほぼ毎日彼氏を部屋に連れてきたり、夜中に騒いだりするという問題もありました。何度か口論になり、解決したと思いきやまた同じことの繰り返しでどうしようもなく、私自身も次のセメスターで寮を変えることになりました。このようなルームメイトとの問題を持っている人は他にもいるようです。このセメスターで感じたことは、共同生活は簡単なことではないということです。大切なことはどこまで相手のことを知り受け止めるかですが、それだけでは解決できないこともあるということを学びました。
次に手紙やそれ以外のものを送る、受け取る方法について説明します。私の場合よく日本に手紙などを送ったり送ってもらりしています。まず、切手はbook storeでお店の人に切手が何枚いるかを伝えれば、買うことができます。日本に送る場合は切手一枚、98セントです。手紙は校内のポストオフィスにあるポストに入れることができますが、それ以外の荷物を送る場合は、校外の普通のポストオフィスに行かなければ送ることができません。そこに行くには友達などに車で送ってもらうことをお勧めします。次に手紙を受け取る時は一人一個メールボックスを持っているので、校内のポストオフィスに行けば受け取ることができます。手紙以外の大きな荷物などは、メールボックスに届いたという紙が入れられ、管理している人に紙を見せれば受け取ることができます。初めのころはやり方が分かりませんでしたが、自分でやっていくうちに分かっていくので大丈夫です。手紙を送る機会もあると思うので、これを参考にしてもらえたらいいと思います。